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バンコク郊外のローカル度満点の水上マーケット【観光客なし】

タイの水上マーケットといえば、ダムヌンサドゥアック、アムパワー、そしてタリンチャンが有名ですね。

 

いかにもタイらしい場所でとても印象的ですので、観光ツアーにも組み込まれており、すでに訪れた方も多いことと思います。

 

しかし、バンコク郊外には小さな川や運河が多数あり、現在でも地元民が使う昔ながらの小規模なマーケットも多く存在するんです。

 

生粋のあまのじゃくである筆者が、そういった物好きしか来ないような超ド級ウルトラローカルな水上マーケットを、このブログでこれからご紹介していきたいと思いますので、興味がおありの方は参考にしてください。

 

今回ご紹介するのは、バンコクの北に隣接するノンタブリー県にある、チャオプラヤー川岸にある2つの水上マーケット(「水上」よりも「水辺」のマーケットと言った方が正確かも知れません)で、クレット島の西側に位置しています。

 

ワットヤーイ サワーン アーロム(Wat Yai Sawang Arom)水上マーケット

ワットヤーイ サワーン アーロム(ตลาดริมน้ำ วัดใหญ่สว่างอารมณ์)は、かつてバン・ノイという運河の近くにありましたが、1963年に現在の位置に引っ越してきました。

 

お寺の名前を直訳すると、ワット・ヤーイ(大寺院)、サワーン(明るい)、アーロム(気分)となりますが、これはシリントーン王女が訪れたときに当時のノンタブリー県知事が終始にこやかに出迎えをしたことに由来しています。

 

川にはお決まりのナマズが大量にいて、川沿いにはそのナマズたちにあげるパンのほか、揚げ物、麺類、パッタイ&ホイトート、ウズラの卵焼きなどの出店が並んでいます。

うずらの卵(カイ・ノック・クラター)の目玉焼きは6つで20バーツ

イエン・ターフォー( 紅麹入りで独特の赤いスープの麺)はルークチン・プラ―(魚のつみれ団子)各種が入って一杯40バーツ。

 

さて、マーケットはというと、食べ物よりも野菜や果物がメインです。

野菜や出来合いのお惣菜(カレー、スープ)などが売られています。

こちらはアムパワー産のソムオー。店じまいをしていましたが、私たちのために一個皮をむいてパック詰めしてくれました。

 

スーパーでひとパック100バーツ以上するソムオーですが、ここではその倍くらいの量が入ってて、なんと破格の60バーツ!

 

こちらはタイ風ソーセージなどの地元生産品(OTOP)を販売していました。

トーンムアンという、ココナッツクリームの生地をクレープ状に薄く焼いて丸めたお菓子。

 

寺院の御堂には、スコータイ様式の仏像が祀られています。

 

川を行き交う数艇のロングテールボートの一つ。

 

ちなみに毎週日曜日の11時に、ここの桟橋を出てクレット島を一周する無料の観光船があります。

 

このように、このマーケットは地元の人が週末にお寺にお参りに来て、ついでに食料品を買ったり、お昼を食べたりしてゆったり過ごすような場所です。

 

Wat Yai Sawang Arom Floating Market

営業時間:土・日、8時~18時
住所:Tambon Om Kret, Amphoe Pak KretNontaburi 11120
アクセス:

  • BTS バンワー(Bang Wa)駅1,2番出口からバス751番(ラマ4世橋行き)でVillage Laddarom 2(หมู่บ้านลัดดารมย์ 2)停留所で降り、タクシーでさらに3キロ。
  • MRT バンラックノイタイット(Bang Rak Noi Tha It)駅からタクシーで20分。
  • 自家用車の場合は、高速道路をチェーンワタナで降り、パクレット交差点まで直進し、ラマ4世橋を渡ると左側に寺院の入り口を示す看板があります(麺料理のお店が目印)
 

ワット セーンシリタム(Wat Saengsiritham)水上マーケット

ワットヤーイ サワーン アーロムから少し川を下ったところに隠れるようにたたずんでいるのはワット セーンシリタム(วัดแสงสิริธรรม)という寺院。

 

寺院が建立されたのは現ラマ10世まで続くチャクリ(ラタナコーシン)王朝になって2年目ということですので、すでに235年の歴史があり、このマーケットはお寺が地元民のために作ったものです。

車で着くとまず立派な火葬殿があるのですが、それを通り過ぎて寺院の敷地内の奥に入り車を停め、川に向かう通路を抜けます。

そうすると、このように左右にトタン屋根に覆われた浮き島があり、様々な食事をとることができます。

川にせり出して浮かんでいる船着き場のような場所に様々な食べ物が売られています。

こう見えてもしっかりとした構造で安全性が売りということで、マーケットの内部を歩いても揺れはまったくありませんでした。

漢方薬やケーキ、タイのお菓子が売られていました。こちらはカノムバービンというココナッツの焼き菓子。

ここはパッタイのお店ですが、このほか麺類やソムタムなど、注文料理のお店がいくつかあり、一通りの屋台料理は食べることができます。

おなじみのかき氷ですが、タイではパンが入っています。チャオクワイという、コーヒーゼリーに似た薬草からできた黒いゼリーを入れてもらい20バーツ。

飲み物屋台です。

マダンという、ゲーンソム(魚か海老が入った酸っぱ辛いスープ)に入れる野菜を売っていたおばあさんとちょっとお話。

 

さて、私が訪れた時にはこのマーケットから3種類の船が発着していました。

いちばん手前の船はお寺の所有でお葬式を終えた遺族が散骨をするためのもの、そして真ん中の船は水上タクシーで、最後の大きめの船は貸し切りの観光船です。

 

このうち水上タクシーは誰でも利用でき、ボートでクレット島を一周すると約45分で、料金を確認したところ500バーツということです。貸し切りボートを利用の場合は途中クレット島に上陸して周辺を歩いてまた戻ってくるということもできます。

 

ワットヤーイ サワーン アーロムが典型的なタイの市場的なのに対し、ここのマーケットはぶらりと訪れて昼食やおやつを川岸でのんびり食べる場所です。

 

Wat Saengsiritham Floating Market

営業時間:毎日7時~16時
住所:Tambon Tha It, Amphoe Pak KretNontaburi 11120
アクセス:

  • BTS バンワー(Bang Wa)駅1,2番出口からバス751番(ラマ4世橋行き)またはサナームルアン方面からバス203番でHealth Bangraknoisubdistrict(อนามัยบางรักน้อย)停留所で降り、タクシーでさらに3.6キロ(8分)。
  • MRT サイマ(Sai Ma)駅からタクシーで5㎞(10分)
  • パクレット桟橋から10バーツの船が出ているとの未確認情報。
  • 自家用車の場合は、ラタナティベート通りを西に向かい、DJM CarLandを過ぎて右折しTha It-Sai Ma通りに入り、寺院に着くまで道なりに進みます。

*水上タクシーのお問い合わせはガイさん(คุณ ไก่:084-652-4718)まで。

 

 

アクセスは最悪ですが、これからもこのようなマーケットを巡ってご紹介していきたいと思います。

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

念願だった東南アジアでの教職を得て、なんとなくタイに移住した形となり15年。

このおおらかな国で、人を育てるというやりがいと責任ある仕事、そしてとても貴重な経験をさせてもらっています。

タイにお住まいの方やこれから来られる方に、楽しくお役立ち情報を提供できればと考えています。

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