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仏塔が美しいワットプラタートパノムは、タイの穴場の観光名所

メコン川沿いに位置するナコーンパノム県のタートパノム地区( ธาตุพนม)に、タイ東北部でもっとも人々から崇敬されている寺院があるんですが、白に金色の装飾の美しいチェディ(仏塔)が特徴のワット・プラタート・パノム(วัดพระธาตุพนม)という名前のその寺院は、この地域一帯を代表するランドマークになっています。

 

ラオス様式の仏塔はシンボル的存在

寺院を構成する本堂、布薩堂などの建物のうち、遠くはなれている場所からでも目立ってすぐに目を奪われるのが、この57mのラオス様式のチェディです。

タートパノムと名付けられたそのエレガントな形をしたチェディは、白く塗られ、金の装飾品で装飾されています。チェディの上部には合計110キロの金が使われています。また、土台部分はブラフマン神話のワンシーンを描いたレリーフで装飾されています。

 

とても重要な寺院である理由

ここには非常に価値のある遺品、仏陀の御聖(胸骨)が祀られているとされ、仏教徒にとってこの寺院はとても重要な意味を持っています。言い伝えによると、胸骨が見つかった場所に寺院が建てられたということで、すべての仏教徒は一生に一度はここを訪れるべきだと言われています。

 

プラタートパノム祭り

毎年2月上旬に、何千人ものタイ人とラオス人の仏教徒が寺院と仏陀の御聖骨に敬意を表して寺院に参拝に来る祭りが行われます。寺院の敷地内で行われるこの祭りでは、Upaguptaという、仏遺物が祀られている礼拝堂の周を長大な長さの布で包む神聖な儀式と、Wien Thienと呼ばれる、ろうそくを持って仏塔の周囲を3回歩く儀式が行われます。9日間行われるフェスティバルとともに、地元の特産品や見本市を楽しむこともできます。

 

寺院と仏塔の歴史

言い伝えによると、最初の寺院はSri Gotupura王国の5人の王によって釈迦入滅の数年後にこの場所に建てられました。 チェディは10世紀に建設され、当時は約8メートルの高さだったと言われています。 17世紀の終わり頃にチェディの再建が行われ、約47メートルの高さになりました。

 

1941年に文化省芸術局が改修工事を行い、現在の57mの高さになりましたが、1975年8月の豪雨により、仏塔を含めた寺院全体が多大な被害を被ってしまいました。そのため寺院は閉鎖され、仏陀の遺骨は他の場所に移され、礼拝堂はタイ全土から集まった寄付金によって4年がかりで完全に修復されました。16キロの金の尖塔がチェディの上部に設置され、釈迦の遺骨は再び祀られるようになったのです。

 

アクセス

エア・アジアがナコーンパノムまで一日一便就航しており、空港から60km、車で1時間20分。ナコーンパノム市街またはムクダハンからはロットゥー(乗り合いバン)で約1時間。40バーツ。

 

拝観時間:毎日8時から18時まで。

 

境内は広いですが、一時間ちょっとで見学を終えることができます。

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

念願だった東南アジアでの教職を得て、なんとなくタイに移住した形となり15年。

このおおらかな国で、人を育てるというやりがいと責任ある仕事、そしてとても貴重な経験をさせてもらっています。

タイにお住まいの方やこれから来られる方に、楽しくお役立ち情報を提供できればと考えています。

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