ヴィエンチャンのシンボル、パトゥーサイ
ヴィエンチャンのシンボル、パトゥーサイ

数年ぶりに、タイのお隣の国ラオスの首都ヴィエンチャンを訪れました。

ヴィエンチャンに来たのは3回目ですが、メコン川沿いを中心に、以前は見なかったおしゃれなカフェやレストランがいくつもできています。

フランスの統治下では、ビエンチャンは行政首都でしたが、経済成長によりラオスの経済の中心地になりました。

ビエンチャンにはそれほど多くの史跡等はありませんが、2〜3日のんびり滞在してみる価値はあると思います。

旅行を計画されている方は参考にしていただきたいと思います。

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今回、この記事でご紹介するのは以下の7ヶ所です。

① パトゥーサイPhatuxai)

早朝のパトゥーサイ

早朝のパトゥーサイ

アヌサーワリー・パトゥーサイ、略してパトゥーサイは、ヴィエンチャンの中心部にある凱旋門です(アヌサワリーはタイ語と同じで「記念碑」の意)。

1960年代に建てられ、フランスからの独立闘争で戦った人々に捧げられています。

パリの凱旋門を模して建てられていますが、建物の上部の装飾はラオス風。

内側の天井には、ブラフマー、インドラ、ヴィシュヌといったヒンズー教の神々や、キンナリー(上半身女性、下半身が鳥の天女)や3頭の象のエラワンなどの神話上の生き物やラオススタイルの装飾品が描かれています。

門の内部のらせん階段を登ると展望デッキがあり、ビエンチャンの町とメコン川の素晴らしい景色を一望できます。

Patuxai(ປະຕູໄຊ)
場所:ラーンサーン通り(Lane Xang Avenue)の北端
営業時間:24時間(展望デッキは8時〜17時)
入場料:無料(展望デッキ入場料は5,000キープ)
トイレ:あり
滞在時間の目安:20〜30分
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② タートルアンPha That Luang

ラオスの最高寺院タートルアン

ラオスの最高寺院タートルアン

タートルアンは「大仏塔」という意味で、このラオスで最も重要な仏教寺院の大きな金色の仏塔には、ブッダの胸骨が納められていると信じられています。

言い伝えによると、紀元前3世紀、仏教を広めるためにインドのアショカ王から派遣された僧侶がブッダの神聖な遺品を安置するために、仏塔を建てました。

12世紀にクメール人が同じ場所に寺院を建立した際、それらの遺品が発見されたということです。

16世紀にラーンサーン王国のセーターティラート王が再建しましたが、1827年に街はシャム王国の侵攻によって破壊や強奪に遭い、19世紀に入ってフランス人によって今の形に再建されました。

タートルアンの前の広場にはセーターティラート王の記念碑、そして北と南には王が建立した4つの寺院のうちの2つが残っており、ラオス仏教の高僧の住居もあります。

毎年11月にはタートルアン・フェスティバルが開催されます。

Pha That Luang(ທາດຫຼວງ)
場所:タートルアン通り(Thanon That Luang
営業時間:8時〜17時
入場料:10,000キープまたは40バーツ(USドルでの支払いも可)
トイレ:なし
滞在時間の目安:20〜30分
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③ ワットシーサケット(Wat Si Saket

ヴィエンチャン最古の寺院ワットシーサケット

ヴィエンチャン最古の寺院ワットシーサケット

ビエンチャンの中心部にある19世紀初頭に建てられた仏教の僧院。

10,000体以上の仏像が納められている町の最も古く、建立当時のまま現在まで残っている貴重な寺院です。

本殿内部とそれを囲む回廊は、さまざまな印相の仏像が置かれている博物館のようになっていて、その数に圧倒されます。

また、フェンスで囲まれた保管室には、発掘作業中に見つかった数百の壊れた仏像も含まれています。

次のワットホープラケオはサムセンタイ通り(Rue Samsenthai)を挟んで反対側、目と鼻の先に位置しています。

Wat Si Saket(ວັດສີສະເກດ
場所:ラーンサーン通り(Lane Xang Avenue)の南端
営業時間:8時〜17時
入場料:10,000キープまたは40バーツ(USドルでの支払いも可)
トイレ:なし
滞在時間の目安:15〜20分

④ ワットホープラケーオHaw Phra Kaew

ワットホープラケーオ

バンコクにあるエメラルド仏がかつて収められていたワットホープラケーオ

エメラルドブッダで有名なバンコクのワットプラケオが名前の由来になっている、ラオスで最も敬虔あらたかな寺院の1つ。

1565年に、やはりラーンサーン王国のセーターティラート王が首都をビエンチャンに移したときに、ラオス王室の寺院として建てられました。

1779年までここにエメラルド仏が祀られていましたが、シャムの軍隊によって破壊されたのち、仏像はタイに運ばれてしまいました(今でもバンコクの王宮の敷地内にあるワットプラケオ寺院にあります)。

何回かの修復工事を経て、1942年にフランス人の手によって今ある形になりました。

現在は博物館になっており(僧侶はいません)、内部にはエメラルドブッダのレプリカ、出土した仏像や青銅器などが展示されています。

また、手入れの行き届いた中庭にあり、ジャール平原から運ばれてきたという2,000年前の石器(?)は一見の価値があります。

Haw Phra Kaew( ຫໍພຣະແກ້ວ
場所:セタティラート通り(Rue Setthathirath)とマホソット通り(Mahasot Rd)の交差点
営業時間:8時〜17時
入場料:10,000キープまたは40バーツ(USドルでの支払いも可)
トイレ:あり(紙がなかったので持参のこと)
滞在時間の目安:15〜20分

⑤ ヴィエンチャン・ナイトマーケット

ヴィエンチャンナイトマーケット

ヴィエンチャンナイトマーケット

対岸にタイ・ノーンカーイの街を眺めるメコン川沿いは公園になっており、夕方や週末には小さな子供たちが砂場や遊具で遊ぶ姿がありますが、薄暗くなってからはナイトマーケットが開かれます。

衣類(プリントTシャツなど)、手工芸品(木工製品など)、化粧品、土産物、家電などを販売する赤いテントが並び、買い物に来る観光客や地元の人々で賑わいます。

また、バケット、ケバブ、バーベキューなどの飲食屋台も多数あり、Big C(スーパー)でビアラオを買えば安くて豪勢なディナーになりますよ。

屋台は夕暮れ時にオープンし、夜8時くらいがいちばん混雑するようです。

Vientiane Night Market
場所:メコン川沿い
営業時間:毎日18から21時半くらいまで
入場料:無料
トイレ:なし
滞在時間の目安:20〜30分

*次の2ヶ所は、ヴィエンチャン中心部から少し離れた場所になります

⑥ ブッダパーク(Buddha Park)

ヴィエンチャンのブッダパーク

ヴィエンチャンのブッダパーク

ブッダパークは、ビエンチャン中心地から南東に25kmほどの場所に位置する、仏教とヒンズー教のコンクリートの彫刻を集めたテーマパークです。

1958年に、ノーンカーイ出身の神秘主義者、カルトリーダーで彫刻アーティストのLuang Pu Bounleua Sulilat氏の監修により、200体以上の鉄筋コンクリート製の仏像が作られました。

彼は、メコン川を挟んだ対岸のノーンカーイにもSala Keoku(サラ・ケオク)というよく似た公園を作っています。

ワット・シェンクアンとも呼ばれますが、正確には寺院ではありません。

ですが、寝釈迦仏の前にはほこら(小堂)があり、地元の仏教徒が祈りをささげたりしていますし、注意書きには「仏像に敬意を払い、ふさわしい服装をしてください」とあります。

入場料と同額のオーディオガイドもありますが、ラオス語、タイ語、中国語、韓国語、ベトナム語、英語、フランス語のみで日本語はなし。

また、エントランスと川沿いに売店・レストランがあり、ビアラオ(缶)と牛肉入り麺という軽い昼食で29,000キープ(約360円)で、私は100バーツ払いました。

Buddha Park・Wat Xiengkuane(ວັດຊຽງຄວນ
行き方:トゥクトゥクでヴィエンチャン中心部から片道30分(往復150,000キープ)、またはバスターミナルから14番のバスで片道45分(片道6,000キープ)
営業時間:毎日8時~17時
入場料:15,000キップまたは60バーツ(100バーツ払って10,000キープのお釣り)
トイレ:あり
滞在時間の目安:30〜45分

寺院は敷地が小さいので、本堂でお参りしてその周りを一周するくらい。トイレあり

⑦ タンゴン(Tha Ngon)

タンゴン(Tha Ngon)

タンゴン(Tha Ngon)

ヴィエンチャンの中心部から車で30分またはバスで4~50分、蛇行しながら流れるナムングン川のほとりに、小さな養魚場が点在する絵のようにタンゴンという美しい村があります。

川に浮かんだフローティングレストランが何軒も連なり、涼しい川に吹かれながらビールを飲んだり食事をしたり、コーヒーを飲みながら読書や動画鑑賞したり、とにかく頭を空っぽにして、欧米人のようにゆったりと時を過ごすのに最適な場所です。

家族やグループなら屋形船をチャーターして、ちょっとしたクルーズを楽しむこともできます。

一人旅または少人数でも食事ができ、タイバーツでの支払いも可能。

私は茹でたカットフィッシュ、シーフードチャーハン、ビアラオ(黒ビール小瓶)を頼んで250バーツでした。

Tha Ngon(ທ່າງ່ອນ)
行き方:バスターミナルから23番のバスで片道45分(7,000キープ)
営業時間:毎日10時~18時
入場料:
トイレ:各レストランにあり
滞在時間の目安:1~2時間

ヴィエンチャンの観光スポット・追加情報とまとめ

以上が、筆者が実際に訪れて気に入った、日帰りで楽しめるヴィエンチャンの観光スポット7選になります。

ヴィエンチャンではレストラン、土産物屋、マッサージ店、トゥクトゥク、などUSドルやタイバーツでの支払いもできます(いちおう支払い前に確認してください)が、目抜き通りでパトゥーサイに通じるラーンサーン通りに週末でも営業している両替商があります。

寺院入場料などもタイバーツでOKですが、おつりはキープでくれることもあります。

現在ラオスでは、中国をはじめとする各国からの投資を積極的に誘致していて、ヴィエンチャン市内では商業ビルや世界的に有名なホテルチェーンも建設を始めています。

そんな開発の波が押し寄せているラオスの首都ですが、そんなことはまるで関係ないかのように街の人々は素朴で、時間がゆったりと流れていく感覚にとらわれます。

そんな独特な雰囲気の町を、ぜひ一度訪れてみてください!

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