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タイが2017年4月より道路交通法を厳格化【乗客でもシートベルト着用義務付け】

世界保健機関(WHO)によると、タイでは交通事故による推定死亡者数が年間推定24,000人と、交通安全に関してはかなり不名誉な記録を残しています。

 

交通事故による死者の数がリビアに次いで世界で2番目に多い国にランクされていて、長年に渡るさまざまな交通安全キャンペーンにもかかわらず、かなり衝撃的な数字を残しています。

 

飲酒運転、無免許運転の容認、危険行為や安全運転に対する認識の甘さ、教育の未成熟さ、タイ人の遵法意識の低さが原因ですが、警察の気まぐれな法の施行も加担しています。

 

タイの軍事政権は、この長年にわたる問題に取り組むために新たな法律を制定しましたが、車、タクシー、またはバスを乗客として利用するすべての人にシートベルトの着用が義務付けられました。

 

この記事では、その詳細と観光客が意外と気がつかないタイの法律について書いています。

 

乗客のシートベルト着用は必須

2017年4月5日、運転席と助手席に座る人だけでなく、後部座席の乗客もシートベルトを着用する義務があるという新しい法律が発効されました。

 

シートベルトが装着されている車(タクシーも含む)で移動する場合は、シートベルトの着用を忘れないでください。 そうしないと、最大で500バーツの罰金が科せられます。

 

ピックアップトラックへの警告

新たに施行されたタイの道路交通法では、ピックアップトラックの荷台に人が乗って移動することを禁止しています。

 

この決定は、ソンクラーン休暇の直前に発表され、当然多くの人から不評を買いました。

 

そこで当局は一時的に規制を緩めましたが、休暇期間が終わってこの新しい法律が適用されるようになりました。

 

しかしながら、バンコクと近郊の県では厳格に取締りが行われているものの、その他の地域では規制が緩く、温度差があるようです。

バスとミニバンでの移動

2014年から施行されている法律では、タイではバスやミニバンを利用しているすべての乗客がシートベルトを着用しなければならないとされています。

 

運送事業者は、営業に際しては必ずシートベルトが取り付けられている車両を運行し、車内にはシートベルトの着用を乗客に促す表示をしなければなりません。

 

法律では、シートベルトを着用していない乗客には5,000バーツまでの罰金を科すことができるとされています。

トゥクトゥクとソンテウ(乗り合いトラック)

トゥクトゥクにはシートベルトがないため、新しい法律の適用外になります。

 

荷台を改造したソンテウも同様ですが、運転席の隣の助手席に座る場合にはベルト着用は必須です。

バイクのヘルメット

現行のタイの法律では、バイクには最大2人が乗ることができ、その両方ともヘルメットを着用しなければならないとされています。

 

3人または4人で一台のバイクに乗っていて、一人もヘルメットをかぶっていないのが一般的ですので驚きですね。

冒頭でお伝えした交通事故の死者年間24,000人ですが、このうち73%がバイク事故によるものですので、新たな法律を制定することでタイ当局がこの問題にも取り組もうとしていることがわかります。

アルコールの禁止

飲酒運転が法律違反なのは言うまでもありませんが、タイを訪れる旅行者が気づいていないかもしれないいくつかの他の法律もあるので、ここで紹介します。

 

一般に、道路を走行中にアルコール飲料を飲むことは禁止されていて、これには、タクシーの後部座席、ミニバンまたはバスに座った乗客も含まれます

 

また、2014年以降、タイ国鉄の列車内や鉄道駅でアルコール飲料を売買するのは違法行為になっています。

 

タイを鉄道で旅行中、列車に乗りこんできて食べ物や飲み物を売りに来るのですが、いまだに彼らのクーラーボックスによく冷えた缶ビールが入っています...

 

ですが、タイの鉄道の車内でアルコールを飲むのは違法。見つかれば6ヶ月の禁固刑または罰金10,000バーツ、またはその両方が科せられます。

最後に

以上、タイで新たな法律が制定されたのを気に、在住者、旅行者ともに知っておきたいことを挙げておきましたので、安全で快適なタイでの生活・旅行のために頭の片隅に入れておいてもらえたらと思います。

 

私は車を5年以上運転していて、幸い大事故にあったことはありませんが、海外で交通事故に遭うことは日本以上に困難さが付きまといますので、くれぐれも気をつけてください。

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

念願だった東南アジアでの教職を得て、なんとなくタイに移住した形となり15年。

このおおらかな国で、人を育てるというやりがいと責任ある仕事、そしてとても貴重な経験をさせてもらっています。

タイにお住まいの方やこれから来られる方に、楽しくお役立ち情報を提供できればと考えています。

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