在タイ15年。バンコク近郊在住の現地採用大学講師が、現地での生活全般について発信中。

タイの寺院巡りをする前に~服装と最低限のマナーを解説

タイを初めて訪れる旅行者にとっては、寺院でのエチケットというのはちょっとナーバスになることかも知れませんね。

 

実は、私はこれまで特に寺院を訪れるときの服装について特に意識したことがなくて、「どんな恰好で行ったらいいかな?」という質問にも「そんなに神経質にならなくてもいいよ」としか答えていなかったんです。

 

普段そこまでラフな格好はしないからなのですが、後から考えてみると、私が長年タイに住んでいるからということでアドバイスを求められたのに、適当な受け答えしかしなくて申し訳なかったと反省。

 

服装に慎重になる方がいる一方で、最近はSNSなどで、日本人でもマナーが悪い旅行者がいるという投稿もちらほら見かけるようになりました。

 

タイはおおらかで「マイペンライ」の国。しかし、寺院は神聖な場所。いったいどこまでが許容範囲なんでしょう?

 

タイの寺院を訪れるときの服装

服装に関しては、タイで最も重要で格式が一番高い王宮(グランドパレス)がやはり厳しいですが、その他の寺院に関してはそれほどでもありません。

 

ですが、常夏の国タイでも寺院では肌の露出を極力控えるというのが常識です。

 

  • 敬虔な仏教国であるタイでは、寺院は神聖なる信仰の場所です。
  • 参拝するときは、節度ある服装を心がけてください。
  • ワット・プラケオ、王宮や一部寺院ではタンクトップ、ホットパンツなど極端に肌を露出した服装やかかとの無いサンダルでは入場できません。
タイ国政府観光庁

 

男性でも女性でも、肩と膝を覆うというのが基本的なルール。

 

できれば足首も隠れていた方がいいということですが、そこまで厳格でなくてもいいようです。

 

上半身はTシャツ、ブラウス、ポロシャツなど。キャミソールはNGですがストールを羽織るのはOK。Tシャツは派手すぎたりふざけたりした柄のものは避ける。

 

下半身は7~8分丈パンツまたは長めのスカート。ジーンズは問題ありませんが暑いので、お土産やさんで見かけるタイの象柄のパンツがおススメ。200バーツ前後で記念にも夏の部屋着にもなります。

 

サンダルはどうなんでしょうか?

 

上のワットアルンでの写真は小さくてわかりにくいですが、服装に関する注意として、はっきりとビーチサンダルのイラストにバツ印がついています。

 

アメリカ人の同僚がカンファレンス期間中、ゲストたちを率いて王宮に行き、なかにはビーチサンダルを履いていったりとかなりラフな格好の人もいました。

 

このときはサンダルの人も特に問題はなかったそうですが、上述のとおり靴を履いて行った方が無難です。

 

紐靴だと寺院の参拝に出入りするたびに紐を結んだりほどいたりと面倒なので、クロックスのような足を滑り込ませて簡単に履けるスリップオンが楽ではないでしょうか?

 

タイの寺院でのマナー

あまりあれもこれもダメと制約が多すぎると楽しくなくなってしまいますが、

  1. 大声を出したり、騒いだりしない
  2. 飲酒してから寺院に入場しない
  3. 参拝エリアでは飲食を慎む(基本的に僧侶は午後に食事をしません)
  4. 写真撮影は禁止かどうか確認してから。また仏像の前でふざけた格好をして撮影しない。タイのお坊さんはとても絵になりますが、写真を撮るときは一言断ってから。
  5. 指で仏像やお坊さんなどを差さない(必要な場合はあちら、という風に手指をそろえて手のひらを上にして丁寧に指し示す)。両膝を自分の前に立てて座る、いわゆる体育座りも足の指で差すことになりNGです。

の5点は注意して下さい。その上で、

  • 本堂に入るときには敷居を踏まない
  • 仏塔や仏像など神聖なものの周囲を歩くときは時計回り(ほとんどの寺院で順路が定められているので心配する必要はありません)
  • お坊さんと話す機会がある場合は、会話中ずっと手を胸の前で合わせる

といったことにまで注意を向けれるといいかと思います。

 

タイの寺院での寄付について

タイのほぼすべての寺院には、寄付金を入れる木製または金属製の箱が設置してあります。

 

寄付はしなければならないものでもなく、寺院側も期待しているわけでもありませんので、寄付をしないという理由で後ろ指を指されることはありません。

 

ですが、いい写真が撮れて寺院での観光を楽しんだら、途中募金箱に10~20バーツを入れてみませんか?

 

最後に

まとめになりますが、タイで寺院を訪れるときは袖があるものを着て、長いスカートやパンツであればより礼儀正しいということは理解しておきましょう。

 

神社仏閣にあまり興味がないという人もいるかもしれませんが、個人的には、王宮やワット・ポーなど代表的な寺院を見学することなくしてタイでの観光を終えることはできないんじゃないかと思っています。

 

タイの人口の90%以上が仏教徒で、古くて神秘的なお寺から、壁にイラストや漫画が描かれているところまで様々ですが、ほとんどの寺院は美しく、歴史的、文化的に非常に重要な場所ですので、訪れるときは失礼のないようにしたいものです。

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

金ピカの仏像、温暖な気候、そして人々が絶やさない素敵な笑顔に囲まれながら、教壇で熱弁をふるい続け、激辛タイ料理に大粒の汗を垂らしながら立ち向かう、在タイ15年のシャイで硬派な40代日本人講師。毛穴が開いて体質がタイ人化しながらもハートは日本人(であり続けたい)。

休みに家族で旅行することと、タイ人連中とローカル店で飲むのが何よりの楽しみ。

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