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タイで加入するバイク保険(自賠責・任意)の保険料および補償内容

左折しようとしても右折しようとしても、ウィンカー出してるのに後ろから突っ込んでくるし、わき見運転のバイクに自分の車を派手にぶつけられたし、そして、最後には渋滞にはまっているとき、車と車の間を無理矢理通り抜けようとしてドアを擦り、こっちが身動きできないのをいいことに謝りもせず当て逃げですよ。

 

タイで車を運転するようになってから、こんな傍若無人なバイクに殺意を覚えることもしばしば。道を歩いていても、歩道を逆送してくるバイクも多いですしね。

 

まあでも、在タイ日本人の方で車よりバイクを購入する人の方が多いんじゃかなと思い、保険会社勤務の知り合いに話を聞いてきましたので、こちらでまとめてみることにしました。興味があればご一読ください。

 

バイク保険の概要

自動車保険同様、バイク保険にも強制(自賠責)と任意加入の2種類があり、治療費のみの補償となります。車両のダメージや所持品などには適用されません。

 

任意保険は、自動車の保険は取り扱っているけどバイクのはないという会社もあり、自動車保険が5種類あるのに対し、保険の種類はタイプ1、2+と3+の3種類と、保険の選択肢も狭まります。

 

タイのバイクの強制保険

自動車保険と同様、すべてのライダーの加入が義務付けれています。

 

保険料

保険料は排気量で決まります。

  • 75~124cc...324バーツ

  • 125~149cc...431バーツ

  • 150cc以上...646バーツ

 

補償内容

強制保険では医療費だけがカバーされ、どちらに非があるかどうかにかかわらず、運転者(被保険者)、同乗者、第三者に等しく補償される初期損害金と、過失がない場合に限って被保険者に支払われる給付金があります。

 

初期損害金

  1. 負傷者の医療費は、一人当たり3万バーツを上限として、実際にかかった治療費のみ補償されます。
  2. 死亡または臓器の損傷など重篤な障害が残った場合、3万5千バーツの保険金がおります。

 

給付金

この保険金は、被保険者の過失がない場合、事故と損害がはっきりと証明された後で受け取ることができます。

  1. 病院での治療費=8万バーツまで
  2. 死亡または一生残る後遺障害=30万バーツ
  3. 肢体または臓器の損失(2つ以上、例えば両腕とか)=30万バーツ
  4. 肢体または臓器の損失(1箇所、たとえば片腕とか)=25万バーツ
  5. 手指の損失=20万バーツ
  6. 入院治療=200バーツ/日(ただし最高で20日まで)

 

バイク任意保険の種類と補償内容

タイプ1は主に大型バイク用で、保険料は自動車と似たような額ですが、カバーされる内容が少なく自己負担金も高くなっています。

 

タイプ2+と3+は249cc以下の普通のバイク用で、保険料も補償内容もまあまあといったところ。

 

一例として、110cc以下のオートバイでタイプ3+の保険内容は以下の通りです。

  • 年間保険料=1,499バーツ
  • 衝突損害=1万バーツ
  • 治療費=5万バーツ
  • 対人=3万バーツ
  • 対物=6万バーツ

*対人より対物の方が補償額が大きくなっていることに留意してください。

 

タイのバイクの盗難保険

バイクを狙った窃盗団が多く存在することから、登録されたバイクに対しては盗難に特化した保険があります。

 

年に1,000~2,000バーツの保険料で、購入したばかりの新しいバイクが盗まれた場合、市場価格の80%を補償してくれ毎年保険料が減るとともに補償額も減少します。

ただし、補償額は最大で5万バーツほどのようです。

 

購入してから4年以上が経過したバイクは、保険料が500バーツ/年ほどになりますが、補償額も6,000~1万バーツとだいぶ目減りします。

 

ですが基本的には任意保険に盗難時の補償も付いているので、契約内容をしっかり確認してみてください。

 

盗難に遭った場合、いち早く警察と保険会社に連絡することが大切です。

その後、保険会社は盗まれたバイクの調査を行い、保険金請求についての審査をするのですが、このプロセスは通常一ヶ月ほどかかります。そして、保険金を受け取るには車両の所有権を保険会社に譲渡する必要があります。

 

大型バイク

250cc以上のための保険は、自動車保険のとあまり変わりないようです。だいたい年に1万5千バーツくらいの保険料がかかりますが、これより高くて補償内容が低いものもあり、しっかりと比較検討することが重要です。

 

大型バイクのためのタイプ1の任意保険で有名なのはViriyah(ウィリヤ)という大手の保険会社です。

 

通常、自動車やバイクの保険に加入するときはMister Prakan(ミスタープラカン)のようなブローカーを通して契約しますが、その場合少し費用を安く抑えることができるようです。

カワサキのバイクを所有している友人が、Mister Prakanを通して契約した内容ですが、

  • 年間保険料12,666バーツ
  • 衝突: 15万バーツ
  • 治療費:5万バーツ
  • 盗難:15万バーツ
  • 対人・対物の賠償責任:100万バーツ

この保険の大きな特徴としては、ほとんどすべての保険会社で、毎回の保険金請求時に被保険者(ライダー)の過失の有無にかかわらず5,000バーツの自己負担金を支払う必要があるということです。

大型バイク用のタイプ2+ と 3+ の保険もありますが、保険料は250cc以下のバイクのものより若干高く設定してあります。

 

最後に

以上が、タイでバイクに乗るときの保険についての概要になります。特に大型のものの保険料が高いのは、事故が起きる確立、修理費用ともに高いためです。

 

内容については、タイの大手保険会社AIAに勤務する知人から聞いた内容をもとにしていますが、こちらは参考程度にしていただき、ご自身で最新情報を確認されるようお願いいたします。

 

なお、タイの自動車保険についての記事はこちらになりますので、よろしければ参考にしてください。

 

もし、タイの自動車またはバイクの保険でもっと詳しいことが知りたい方がいらっしゃいましたら、お問い合わせをいただければお応えできる範囲でお返事いたします(特定の保険会社の商品を押し売りするようなことはありません 笑)。

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

念願だった東南アジアでの教職を得て、なんとなくタイに移住した形となり15年。

このおおらかな国で、人を育てるというやりがいと責任ある仕事、そしてとても貴重な経験をさせてもらっています。

タイにお住まいの方やこれから来られる方に、楽しくお役立ち情報を提供できればと考えています。

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