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タイで現地採用の安月給講師が、これから少しでも資産を増やす方法

ここ数年でやっと生活が安定してきたのはいいんですが、それでも強く感じるのは、教育関係の仕事はやりがいがあっても給料は低いということ(泣)。

 

今後のことを考えると、論文をあと1本書いて昇進するしか(しかもうちの大学は昇進条件が厳しいんです)大きな収入アップの方法がないんですよね...もちろん、時間を見つけては取り組んでいますが。

 

いまさら感はあるのですが、まだまだ元気で働けるし、定年までには時間もあるので、今からでもできることはすべてやっておかないと、ということで、いろいろと考えを巡らせ、雀の涙ほどの資産を少しでも増やす方法をハードルが低い順に書き出してみることにしました。

 

1.定期預金

日本の定期預金の金利は0.01%とか、預けようのない絶望的な数字ですね。

 

タイの大手銀行の定期預金の金利を調べてみたところ、0.8%から最も高いもので2.5%ほどでした(預入期間や金額にもよります)。

 

タイの銀行の定期預金の特徴としては、

  • 法令に基づいて設定された限度額内で預金保護制度の対象となる
  • 利子に対しては15%の税金がかかる(税金は自動的に差し引かれます)
  • 控除のために利子に関する源泉徴収票を発行するように銀行に要請することができる 

 

また、主にウェブサイトと店頭で確認できますが、期間限定のプロモーションでもう少し金利が良いものが出たりします。

2.生命保険

以前当ブログでご紹介したとおり、タイの生命保険は

  • 実質リスクなしの高金利定期預金であり、
  • 契約期間が10年以上のものに限り、最大で年に10万バーツまで所得税の控除が受けられるので、節税にもなる

のが特徴です。

 

毎年決まった額を強制的に積み立てるので、つい使ってしまってお金がなかなか貯まらない、という事態を避けることができますし、資産を増やす前に支出を増やさねばっていう話なんですが、。

 

また、インフレと戦うため、少しでも貯蓄額を増やすなど、それほど積極的に投資を考えていない人にもおススメです。

3.年金保険

生命保険の資料を取り寄せた際、同時にこういう商品もありますよとすすめられたのが年金保険です。

 

こちらは死亡保障とセットになっていて、60才になるまで毎年一定額の保険金を支払い、60才に達したときに年金を

  • 60才で一括で
  • 60~75才まで分割で(16年間)
  • 60~80才まで分割で(21年間)
  • 60~90才まで分割で(31年間)

という風に、受け取り方法を選択することができます。もちろん、長期に渡って受け取る方が毎年受け取る年金額は低くなります。

 

所得税控除は生命保険と同様、契約期間10年以上、年金受給年齢が55才からのものが対象で、課税所得の15%以内で最大年に20万バーツまで(後述のRMFと合算して50万バーツまで)控除できます

4.長期投資信託(LTF)

こちらも以前ご紹介しましたが、各金融機関が顧客から資金を募り、運用のプロを通じて主にタイの株式市場や債券への投資をし、その成果を分配してもらう仕組みの金融商品です。

 

特徴としては、

  • 課税所得の15%を限度額として、年間20万バーツまで節税できる
  • 5,000バーツから購入可能
  • 配当ありとなしがあり、配当には15%の税金がかかる
  • キャピタルゲイン(運用益)については無税
  • 元本割れするリスクもある
  • 2016年1月1日以前に購入したものは数え年で5年、2016年1月1日から2019年12月31日までに購入したものは7年保有しなければならない

といったことが挙げられます。

5.年金型投資信託(RMF)

各金融機関が販売する、リタイヤ後に備えた長期貯蓄商品ですが、LTFと違うのは、タイの株式市場だけでなく、日本、ヨーロッパ、またインドなど新興国の株式市場や債券、主要先進国のヘルスケア・バイオ関連企業やインフラ関連企業の株式など、リスク度に応じた外国の様々な投資先を選ぶことができるということです。

 

特徴としては、

  • 課税所得の15%を限度額として、3の年金保険と合わせて年間50万バーツまで節税できる
  • 投資は毎年必要で、投資額は少なくとも課税所得の3%または5,000バーツのいずれか低い方の額
  • ただし、所得がない年は猶予期間とすることができる
  • 5年以上継続して投資していれば55才以上になったとき売却することができる
  • 元本割れに加え、為替リスクも存在する

といったことが挙げられます。

 

6.タイ株式

今年初めに、アジア通貨危機以来24年振りに過去最高値を更新したタイ株ですが、タイで証券口座を作って株式市場に個人で投資することもできます。

 

日本人でタイの株取引をしている方は、

  • SBIタイオンライン証券か
  • KT ZMICO証券

の口座を使っていることが多いようです。

 

私も2018年初めにSBIの口座開設を済ませ、親しいタイ人の友人に指南してもらい、とりあえずインデックス運用をしています。

 

タイの株式には

  1. 主にタイ人が取引するローカル株(議決権+配当)
  2. 主に外国人が取引するフォーリン株(議決権+配当)
  3. タイ人、外国人両方が取引できるNVDR株(議決権なし、配当のみ)

の3種類がありますが、一般には外国人は流動性の高い(取引が頻繁に行われている)NVDR株をで売買します。

 

銘柄を指定して売買することも、ETF(Exchange Traded Fund)投資信託を通して株式と同様の売買をすることもできます。

 

タイの株式では配当にのみ10%の税金がかかります(源泉徴収)。

 

なかなか銘柄を選ぶのも難しいですが、さしあたってはPTT(タイ石油公社)やBTS(バンコク大量輸送システム社)など、身近で有名な銘柄の株を少額ずつ買ってみるのがいいと思います。

7.海外オフショア投資

投資に興味を覚えたときに気になったのが、海外オフショア投資です。

 

香港、シンガポール、イギリス領マン島やカリブ海のケイマン諸島などのオフショア地域(租税回避地)では税制が優遇されており、そのためこれらの地域には多数の金融機関が集結してファンドを設立しています。

 

そして海外在住者は、日本のようにその国に縛られることなくこれらオフショア地域で優位な金融商品を使って資産運用を行うことができます。

 

中でも、積立投資は毎月300ドルくらいからでき、その金額で購入できるファンドの口数だけ購入すること(ドルコスト平均法)で為替リスクを極力回避してリターンを狙う、比較的手軽で安定型の投資と言えます。

 

これらの金融商品の中には数百のファンドが存在するので、とても投資初心者が自分で運用できるものではありません。

 

そのため、IFAという、資産運用を専門にしている会社に委託することになりますが、運用があまり上手でない会社に任せてしまうと利益を出すどころか元本割れするリスクもありますので、IFAは慎重に選ぶことが大切です。

8.不動産投資

タイでは外国人は土地を購入することはできませんが、コンドミニアムを購入することはできます。

 

私が受けたアドバイスは、立地が大切なのは言うまでもありませんが、実質利回り*が5%以下なら、どんなにコンドミニアムが素晴らしくても考慮に入れるなということ。

*(家賃収入-必要経費)÷物件価格×(100-空室率)

 

また、投資目的の場合、タイの不動産は賃貸料収入だけで、すぐにキャピタルゲインを得ることができなくてもいいように準備しておく必要があります。

 

買うは易し、売る(理想的な価格で)は難しです。

最後に

以上、人によって優先度、難易度の順番は変わるかもしれませんが、できることを少しずつ実践していこうと考えています。

 

なお仮想通貨については、私は投資とは考えていませんので今回は省きました。

 

海外にいるからこそ、様々なことに備える必要があります。

 

私みたいにいい年になってからあたふたするんじゃなくて、しっかりと計画的に過ごし、着実に資産を増やしていく方法を若い時から模索してください。

 

それでは、お読みくださりありがとうございました。

 

免責事項:

この記事は、タイ国内外での金融商品の購入や投資を推奨するものではなく、これらによる損失があってもいかなる保障はできかねます。

 

あくまでご自身の判断でお願いします。

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

念願だった東南アジアでの教職を得て、なんとなくタイに移住した形となり15年。

このおおらかな国で、人を育てるというやりがいと責任ある仕事、そしてとても貴重な経験をさせてもらっています。

タイにお住まいの方やこれから来られる方に、楽しくお役立ち情報を提供できればと考えています。

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