勤務先の大学で備品を購入するのにドイツに国際送金する必要があり、近くのセントラル・デパートで済ませてきました。

うちの大学では、研究や授業で使う備品の購入手続きは教員の仕事(泣)。

まあ、予算が下りるだけいいのですが...

タイ国内の送金だと、QRコードを使った Prompt Pay が発展してきたおかげでかなり大きい額でもサクッとできるのですが、国際送金はそれぞれの国の事情ってものがあるのでなかなか簡単にはいきません。

私はタイで働いて収入を得ているので、例えば、将来子供が日本の大学で勉強するというようなことになったらタイから日本まで仕送りしないといけないのですが、そうなった時の参考にもなると思って少し調べて見ましたので、ここでシェアさせていただきます。

ということで、この記事ではタイ→日本の送金について書いています。

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手数料について

国際送金の際には、基本的に以下の3種類の手数料がかかります:

  1. 送金手数料
  2. 受取手数料
  3. 為替手数料

研究費に計上する送金手数料については「一番経費の掛からない方法をとらないといけない」という規定が一応あるのですが、送金手数料を何時間もかけて調べるわけにもいきません。

そこで、ウェスタンユニオンと自分のメインバンクであるサイアム商業銀行でどのくらい料金が違うのか調べてみました。

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ウェスタンユニオン VS サイアム商業銀行

この送金手続きに、3人の女性行員さんが入れ替わり立ち代わり私の担当に(苦笑)。

今回、送金にあたって最大の注意を払わないといけなかったのは、取引先(受取人)に絶対に手数料がかからないようにすること。

毎回メールのやり取りで指摘されていて、かなりのプレッシャーを感じておりました...

ウェスタンユニオン

ウェスタンユニオンは、アメリカに本拠地を置く世界最大級の金融業者で、世界中にあるこの黄色い看板の支店または提携店で国際送金と受け取りができます。

タイ国内では、セントラルのようなデパートやテスコロータスのようなスーパーの中にある出張所のほか、銀行や郵便局とも提携しています。送金は迅速、確実かつ手数料も格安と謳っています。

最大の特徴は、ものの数分で送金が完了することと、受け取りの際の手数料がかからないことです。

個人間の取引の場合、送金依頼書に必要事項を記入し、カウンターで送金額と手数料を現金で支払い、控えにトラッキングコードがあるので、それを受取人に知らせます。

受取人は、パスポートや免許証など本人確認ができる資料を持って自分の住んでいる地域の最寄りのウェスタンユニオンの支店に出向き、用紙に必要事項と送金した人から伝えられたトラッキングコードを記入すれば、どんなに遠く離れていても送金から数分後にはお金を受け取ることができます(もちろん支店などの営業時間内に限ります)。

銀行間の送金

サイアム商業銀行(SCB)はタイで一番古く格式のある銀行です。

従来の送金方法である銀行間送金は、当然ですが双方に銀行口座を持っていることが必要で、前述のように3種類の手数料がかかります。

以前、自分のサイアム商業銀行の口座から日本の地方銀行の口座に送金しましたが、

  • パスポートとワークパーミットを必ず持参することと、
  • 送金の目的を明記すること

が求められます。

また、送金先の日本の銀行のSWIFTコードや所在地などの詳細を送金依頼書に記入する必要があります。

このときは一時帰国のための費用(生活費、物品購入など)としました。

タイバーツの持ち出しや海外に送ることに関しては、マネーロンダリングなどの不正がないよう、タイ政府によって厳しく監視されているようです。

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タイからドイツへの送金

タイにお住いの日本人で、ドイツに送金をする方が果たしてどのくらいいらっしゃるかわかりませんが...

まず1,900ユーロをタイからドイツに送る場合のウェスタンユニオンとサイアム商業銀行の料金の違いをここに示します。

ウェスタンユニオン

1,900ユーロ=79,118.75バーツ+送金手数料3,250バーツ=82,368バーツ

サイアム商業銀行

1,900ユーロ=74,709.90バーツ+送金手数料550バーツ+受取人手数料(こちらで負担)1,200バーツ=76,460.38バーツ

このように、銀行からの方がウェスタンユニオンよりも5,900バーツも安いという結果になりました。

タイから日本へ50万円を送る場合

ヨーロッパへは銀行間の送金の方が安いようですが、日本へはどうでしょう?

将来的に子供が日本の学校に進学するかも知れないですし、両親や自分の日本の銀行口座に送金する必要が出てくるかもしてないので、予備知識として調べてみました。

ウェスタンユニオン

50万円=151,140.75バーツ+送金手数料2,100バーツ=153,240.75バーツ

サイアム商業銀行

50万円=145,000バーツ+送金手数料2,013.75バーツ=147,013.75バーツ

銀行員
日本へ送金する方が高いわよ。

 

ということでしたが、それでも銀行からの方がウェスタンユニオンよりも6,227バーツも安いという結果になりました。

パスポートのコピーや送金申込用紙に記入を確認するのは若手の行員さんたちでしたが、それを入力するのはマネージャークラスの担当。

さすがはマネージャーさん、きれいにしていらっしゃる。
ダイヤの指輪が眩しかった...

まとめ

サイアム商業銀行の方が、送るときと受け取るときの2度手数料がかかるのにもかかわらず、ウェスタンユニオンよりもサイアム商業銀行からの方がヨーロッパへも日本へも安く送金できるという結果が出ました。

ウェスタンユニオンの方がレートが悪い、つまり為替手数料を多く取っていることになります。

銀行の方が高いのではと思ってましたが、 先入観にとらわれず自分で調べてみることが大切 だと感じました。

また、銀行で送金が完了するのに何日かかるかと聞いたところ、2日と言われましたが、送金して5時間後に「すでに入金を確認しました」という先方からのメールがありましたので、銀行間の送金手続きもかなりスムーズにいっているんだなと感心しました。

為替レートや手数料は2018年1月15日現在のものですし、銀行によって手数料が違いますので、私と同じ様に送金が必要なケースでも必ずご自身で確認されてください。

 *その他の送金オプションとしてPaypal(ペイパル)があり、それで送金ができないか取引先に問い合わせたんですが、「Paypalは受け取り時の手数料が高くつくから避けたい」ということで、今回は検討しませんでした。
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