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バンコクの【パーククローン花市場】は観光で必ず訪れたいスポット

タイにはさまざまな種類の市場がありますが、チャオプラヤー川の東岸、中華街近くに位置しているこのフラワーマーケットには一回行ってみたいと思っていまして、最近それが実現しました。

 

バンコク都内での仕事の後、車で偶然通りかかり、しかも運良くマーケットの近くに車を停めることができたんです。

 

ちょっと覗いてみるつもりが、気がついたら2時間くらい経っていました。

 

それほど活気に満ちたカラフルな市場でしたので、花を買う買わないは別にして、旅行者の方もタイに住んでいる方にもぜひ一度足を運んでいただきたいと思います。

 

パーククローン花市場の概要

パーククローン市場(ปากคลงตลาด)は「運河の口の市場」という意味で、18世紀の早い時期に始まったようです。

 

19世紀には主に魚市場でしたが、1950年代にはバンコクの当局が周辺に漂う魚臭に辟易としてしまい、そこから花市場への転換を図り、今では世界最大の花市場の1つと言われています。

 

パーククローンという名称は、数多くの独立した店舗といくつかの関連する市場が組み合わさって構成されている、この周辺一帯の総称のような感じで使われています。

 

パーククローン花市場を訪れるおすすめの時間帯と行き方

この市場は24時間365日開いていまして、入場料もかかりませんので、行かない理由が見つかりません。

 

早朝3時頃になると、地方からのトラックが次々と荷台から新鮮な花を降ろします。

 

その光景は圧巻らしいのですが、それはいくらなんでもきついので、訪れたい時間帯としてはなるべく朝の早い時間帯(9時前)か、早起きが苦手な方もしくはフォトジェニックさを狙いたいなら十分な照明があり、気温もいくぶんしのぎやすくなる夜9時以降です。

 

パーククローン花市場へ行く最善の方法は、サパーンタクシンからチャオプラヤーエクスプレスボートまたはツーリストボートに乗り、ヨートピマン・パーククローンタラート(N6/1)で降りることです。

 

船着場からマーケットはすぐなのですが、ボートの運行は平日20時まで、土日祝日は19時までとなっていますので、夜に訪れる方はバスかタクシーになります。

 

バスは3、5、7ก、8、ปอ8、25、40、72、82番などが通っています (ปอ8、82は23時半でもまだ走っていました)。

 

タクシーやトゥクトゥクだと、交通事情にもよりますが中華街から7〜8分(50バーツ程度)、ワットポーからは徒歩でも行けます(10分弱)。

 

ボートで着くと標識が出ており、路地が屋根付きのマーケットへと通じています。

 

バス又はタクシーだとチャクラペット(Chakkraphet)通りに着きますが、この ヨートピマーン・フラワーマーケットの看板 が目に入ります。

 

ちなみに、この地域は大別して個人所有のYodpiman花市場と、その奥に位置し隣接していて政府が所有するPak Khlong市場、そして後ほど説明するICP市場という、3つの別々の市場で構成されています。

 

パーククローン花市場の内部

ヨートピマン市場の看板の下から中に入ってみると、内部はタイの他の市場同様、ちょっと狭くて混沌とした感覚ですが、迷子になることはないと思います。

 

ここで売られているもののほとんどは菊の花、紫色の蘭、バラの花びら、ジャスミン、マリーゴールドなどタイの花飾り用で、切り花は入り口付近にバラが少しあるくらいでした。

 

บานไม่รู้โรย(バーンマイルーローイ:バーン=咲く、マイルー=知らない、ローイ=振りかける)というお花で、日本語ではムギワラギクというんだそうです。

 

お馴染みのタイの花飾り、พวงมาลัย(プアンマーライ)。ジャスミンはタイ語でมะลิ(マリ)。日本語に似て美しい響きじゃないですか!

 

こちらのはひときわ豪華なプアンマーライで、うちの大学でも大切なセレモニーなどで来賓にプレゼントしたりするもので、左と中央のが500バーツ、右のは800バーツです。

 

写真だと違いがわかりにくいかも知れませんが、いちばん豪華な800バーツのものは輪っかの部分も厚みがあり、手に持ってみると結構ずっしりしています。

 

オーダーメイドが可能で、売り子さんによれば冷蔵庫で2〜3日は持つということです。

 

先ほどのように、プアンマーライは完成品もあれば、このようにつぼみの量り売りもあります。

 

わき目もふらず熱心に作業をする女性たち

 

バラは、花びらだけのものと、花弁から上の部分を切ったものがあり、やはりプアンマーライを作るのに使います。

 

こちらのバナナの葉とマリーゴールドで作ってある飾りは、大きいサイズのは บายศรี(バーイスィー)、小さいものは บายศรีปากชาม(バーイスィーパークチャーム)といい、結婚式、家の祝い事や仏教の儀式で使用され、幸運と成功を象徴しています。

 

市場の奥の方、つまり川岸のボート乗り場の方に来るとバナナ、ソムオー、ココナッツ、パイナップル、きゅうり、カボチャなど野菜や果物も売られていました。

 

さて、ここで唯一切り花を売っていた入り口付近の小売店で、ピンクのバラの花を10本30バーツで買ったのですが、チャクラペット通りに戻ると、市場と反対側に花屋さんがずらっと並んでおり、そのうちの一軒でいくらになのか聞いてみたところ…

25本で80バーツという答えが返ってきました。

 

切り花を売っている I.C.P 花市場

さて、愛妻への手土産がバラ10本だけだとちょっとさびしいと思い、この一方通行の道路を車の流れに沿って花屋さんを冷かしながら歩いていくと、右手に  I. C. P. Flower Market  と書かれた入り口があります。

 

内部はこんな感じで、花飾りなども売っていましたが、ここではバラや蘭の花も売っており、切り花を買うのでしたらこちらがおすすめです。

 

インクを吸わせて赤や青やオレンジに着色した菊が売られていました。

 

ここで一束40バーツ蘭の花を買いましたが、蘭は日持ちがしますね。毎日水を変えるだけでもう2週間近く持っています。

 

小ぶりのアレンジメントも。

 

最後に、I. C. P. Flower Market を出てまた歩いて行くと、今度は左手に青果市場の入り口がありました。

 

入り口付近で売られているのはケーキや焼き菓子。

 

奥には出荷前の野菜や果物が積まれていました。

 

一般人がふらっと立ち寄ってレタスを一束買える雰囲気ではありませんでしたが、内部を見学しても特に問題はありません

 

お供えをする唐辛子商と店番(?)の猫。

 

パーククローン花市場を散策するときの注意点

市場周辺にはさまざまな屋台が出ていて食事も可能、写真は取り放題、花を売りつけられることもなく、観光客が来ても市場の人たちは淡々と仕事をしていますが、いくつか気をつけた方がいいと思ったことを書き出しておきますと、

  • 市場内の通路が濡れていて、サンダルだと足が汚れるかも知れません
  • 水分補給をしましょう。場内で飲料水のペットボトルが5バーツで売られていました。
  • ポーターさんたちがひっきりなしに大小のキャリーカート、自転車やたまにバイクでも荷物を運んでいるため立ち止まって写真を撮っていると邪魔になったりぶつかりそうになったりします
  • 私が訪れたときには怪しそうな人は見当たらず、周辺も警官が交通整理をしていて特に治安が悪い雰囲気はありませんでしたが、所持品には気をつけてください

 

なお、バンコクからだと少し遠くなりますが、こちらよりもきれいで整然としている新パーククローンという市場もあり、こちらについても記事にしてありますのでよろしければご一読ください。

 

追加情報とまとめ

チャオプラヤー川沿いにはスタバ、セブン、そして船着き場から見て左手に The Onion Hostel、右手に Matchanu Hostel という2つのゲストハウスがあります。

 

活気溢れる市場の様子と場内の花の香りが忘れられないとても印象的な場所で、よい思い出になること請け合いです!

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

念願だった東南アジアでの教職を得て、なんとなくタイに移住した形となり15年。

このおおらかな国で、人を育てるというやりがいと責任ある仕事、そしてとても貴重な経験をさせてもらっています。

タイにお住まいの方やこれから来られる方に、楽しくお役立ち情報を提供できればと考えています。

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