現地大学講師が発信する、タイ旅行&生活を楽しくするための情報。来てよかった的な。

スイス人とタイ人の夫婦が営むアントン県のパッタイ屋で昼食

元エンジニアでスイス航空の職員であったスイス人男性が、40年近く前にバンコクでタイの女性と恋に落ちました。

 

そのタイ人女性は生活のためにパッタイやその他の料理を作っていましたが、その後スイス人の夫が「料理長」の役目を引き継ぐことになりました。

 

「ファラン(西洋人)の作るパッタイってどんな味がするんだろう?」

 

そういう好奇心で訪れていた客たちは、いまでは味がいいからというのが来店の理由になりました。

 

家族で2017年最後の昼食をそんなお店でとったのでシェアさせて頂きます。

 

ロッブリー県からアユタヤ、バンコク方面に車を走らせ、3車線~4車線の幹線道路を猛スピードで追い抜いていく車に注意しながら車線変更して決死のUターン。 

 

質素な作りのお店に着くと「朝電話をくれた人でしょ?」と温かく迎えてくださいました。

 

スイス人がパッタイを作ることになったいきさつ

タイ人の奥さん、シリポーンさんはパッタイとホイトート(ムール貝のタイ風お好み焼き)を作っていましたが、多くの炒め物を作っているうちに腕を痛めてしまいました。夫のトニーさんはそんな彼女の腕を毎日マッサージしてあげていましたが、痛みが引くのは一時的でした。

 

そこでトニーさんに料理ができるか尋ね、粉を混ぜたりするところを見せたりしたところ、トニーさんは「できるよ!」と一言。実際に作って味見をし、他の人も美味しいと言ってくれました。それからは主に旦那さんが料理を担当し、奥さんはお客さんの相手をすることになったとか。

 

ホイトートを料理するときにするフライ返しは、スイスのポテト料理でもするのでお手のものとのこと。

 

寡黙なご主人と、気さくで優しい奥さん

トニーさんは黙々と料理を作っていましたが、私たちのオーダーでひと段落すると煙草を一服し、その後自転車でどこかへ行ってしまいましたので、私ができた会話は撮影の許可を得ることのみ。スイスのどのあたりの出身とか、いろいろ伺いたかったんですが。

 

私は以前とある英字紙のオンライン記事を見てこのお店のことを知っていたんですが、そのことを話すとシリポーンさんは

「メディアがたくさん来たわよ」

と話してくださいました。

 

彼女はとても親切で、折り畳み式チェアに寝そべりながら、

 

「タイ語上手だね。どこの学校に行ってるの?」

 

「ここからさらに7㎞くらい北上したところにワット・チャイヨーという大きいお寺があるから行ってごらん」

 

「近くのチャオプラヤ川のほとりに住んでて川の景色を眺めるのが最高だから、今度アントン県に遊びに来たら泊まって行きな」

 

など、私と妻が食後帰りの道順を確認しているときに息子といろいろ話をしてくれました。

 

料理とお値段

海老入りパッタイ

センヤイ・パット・シーユー(太麺の醤油炒め)

ホイトート

 

超有名店のようにバンコクから車を飛ばしてまで行く価値があるかというと難しいものがありますが(私たちはロッブリー県から帰宅途中に寄りました)、普通においしかったです。

 

パッタイとホイトートは旦那さん作、パットシーユーは奥さんが作ってくれました。

 

お値段はこの3品とコーラ1本で135バーツでした。

 

お店情報

ご夫婦でこのお店をされてすでに10年以上になるそうです。

お店はこのようにアーチ形のトタン屋根の下にあります。このスペースをソムタム屋さんと共同で使っているということでした。

 

私たちがお昼最後の客だったようで、食後は息子がソムタム屋さんご家族のお子さんたちとスマホゲームに興じるなどまったり。残り1時間半かけて帰宅する前にゆったりした時間を過ごしました。

 

バンコクからですと車で1時間半ほど。国道1号線を北上しドンムアン空港、パトゥムタニー県ランシットを過ぎてから32号線へ。アユタヤを過ぎてアントン県に入り、チャイヨー警察署のすぐ手前にあります。道路が走りやすいので通り過ぎてしまいそうになるので注意してください(笑)。

 

営業時間は朝から午後4時くらいまで。電話(083-826-4755)で事前確認がベターです。

 

最後に

「これが本当のラブストーリーだ」

「素敵な物語ね。お似合いのカップルだわ」

「この夫婦には十分な貯えがあると思うが、彼らは人生を価値あるものにするために働くことを選んだ」

 

確かネット上にはこのようなコメントが書かれていましたが、このご夫婦はいろんなメディアに取材されるほど話題を振りまいてもどこ吹く風で、今あるもの、今得られているものに満足し、毎日平凡に暮らしている、ごく普通の田舎のタイ人の生活をされているように私には思えました。

 

  • ともにタイに住みともに年を重ねている自分の奥さんのこと、
  • 自分自身に見合った立場で生きるというのはどういうことかということ、
  • この時の食事代と帰宅途中に立ち寄ったスタバで飲んだ1杯のアイスコーヒーがまったく同じ値段だったこと

などなど、今年の大みそかはいろいろ考えてしまいましたが、しかし無事に帰宅し、年越しそばを食べました。

 

10月から始めた、何を書きたいのかわからない支離滅裂なブログですが、読んでくださってありがとうございます!

 

2018年も皆様にとって良い年でありますように!

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

念願だった東南アジアでの教職を得て、なんとなくタイに移住した形となり15年。

このおおらかな国で、人を育てるというやりがいと責任ある仕事、そしてとても貴重な経験をさせてもらっています。

タイにお住まいの方やこれから来られる方に、楽しくお役立ち情報を提供できればと考えています。

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