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中国の自転車シェアリングサービスofoがタイの大学に登場!

お、なんか、大学構内をたくさんの黄色い自転車が走ってる!

 

大学のキャンパス内のレンタサイクルは以前、コカ・コーラがスポンサーとなって百何十台かが寄付され、学生たちがよく乗っているのを見かけましたが、そのシステムが廃止になり、新たにofoというサービスが導入されることになりました。

 

うちのアパートから勤務先までは徒歩で25分かかり、出勤前後はいい運動になるのですが、なにしろ強烈な日差しと猛烈な湿度。自分の研究室にたどり着く頃には汗だくでかなり消耗します。

 

数年前までは中古で譲ってもらった折り畳み式の自転車に乗って通勤していたのですが、なぜかタイヤの空気がすぐ減るんですよ。数回タイヤを交換して、そのたびに千何百バーツかかかって、とうとうやめてしまい、いまは自宅で埃を被っています…

 

ofoなら無料だし自分でメンテしなくてもいいしってことで、さっそく使ってみました。

 

ofo(オッフォ)とは?

公共交通機関を利用して目的地の近くまではなんとか着いたものの、そこから歩くには少し遠いし、タクシーやモーターサイ(バイクタクシー)は見当たらないしっていう経験はないでしょうか?

 

中国発の自転車シェアカンパニーofoはそんな問題を解決しようと、スマホアプリを使ったシェアサイクルサービスを2014年に北京で始めました。それ以来世界中で利用されていて、20ヶ国、250都市、2億人以上の役に立っています。

 

中国、アメリカ、イギリス、シンガポールと展開してきて、日本でも地方自治体が取り入れており、和歌山市、大津市、北九州市などが導入しているようです。

 

一方、タイでは昨年8月からバンコクのタマサート大学で試験的にサービスを開始し、その後数ヶ月をかけて他の大学でも導入を進められ、主に大学内で運営されています。

 

タイの大学はほとんどがアメリカ式の総合大学で構内がだだっ広く、駐車場も限られているので大学の周辺に車を停める必要があり、またバスで来た場合でも正門近くで降りたあと、自分の学部の校舎に行くまでに10~20分毎に構内を巡回しているトラムに乗るか、または10~15バーツ払ってモーターサイに乗る必要があったのですが、これならトラムに日本の通勤列車よろしくぎゅうぎゅう詰めにならなくても、モーターサイが出払っているときでもサクッと移動できます。

 

実際にofoを利用してみた

まずアプリをダウンロード。メールアドレスと携帯番号、SMSで認証コードが送られてくるのでそれを入力して登録は完了。

 

このサービスは、写真のように自転車が何台かまとめてあるレンタルステーションこそありますが、実質貸し出し、返却場所がないことが最大の特徴です。うちの大学の場合、大学のゲートから外へ持ち出すことはできませんが、近くにある自転車を利用して、降りた場所に置いておけばいいのです。

アプリを起動するとGPSで近くにある自転車の場所を教えてくれますので、アプリの「乗る」をタップすると、QRコードを読み取るカメラが起動し、サドルの下にあるコードをスキャンすると自動的に解錠され、利用時間のカウントが始まります。

目的地に着いたらレバーをまわして施錠し、その場に置いておけばOKです。

 

ofoはポイント制になっていて、新しくユーザー登録するとアプリ内で100クレジットがもらえ、その後の利用で

  • ちゃんと施錠して利用を終了した(1点)
  • 自転車の破損を報告した(2点)
  • 違法駐輪を発見して報告した(3点)

などの優良(当たり前?)行為をすると加点され、反対に

  • 自転車に施錠するのを忘れた(-50点)
  • 違法に駐輪した(同)

などの行為は減点されます。

 

自転車を壊したり、自分でロックをした場合には0ポイントになり、その時点で今後の利用ができなくなります。

 

これらのルールは利用者にマナーを守ってもらうための取り組みで、なかなかユニークだと思います。

 

学生や教員でなくても、アプリがインストールされたスマホさえあれば一般の来訪者でも利用できます。

 

これからの展望

バンコクでもまず6,000台の自転車を運用し、月に5,000台が一般の路上でも利用できるようになる、というニュースを読んだのですが、都内に住んでいないので状況がよくわかりません。

盗難とか転売されたりとかがあるから、その辺のモラル教育が徹底しないと都市部での普及は難しいかな。地方都市の方が普及しやすいかも知れません。

 

環境にやさしく手軽で便利。このサービスがタイでも普及すれば車の台数も減り、渋滞も少しは緩和され、ガソリンの使用量、二酸化炭素やPM2.5の排出削減も貢献できていいんでしょうけど、まあ政府が車の台数を規制したりしない限りは無理かな。

 

お役人が変わらない=お役人はお金が絡まないと動かない体質が変わらないことにはどうしようもないんですけどね。

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

念願だった東南アジアでの教職を得て、なんとなくタイに移住した形となり15年。

このおおらかな国で、人を育てるというやりがいと責任ある仕事、そしてとても貴重な経験をさせてもらっています。

タイにお住まいの方やこれから来られる方に、楽しくお役立ち情報を提供できればと考えています。

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