
タイ南部のリゾート地、クラビはなんといってもビーチが有名ですので、たいていの方は空港に到着してすぐにアオナンあたりのビーチに直行し、また帰りもアオナンから空港に直接向かうのではないでしょうか?
しかし、空港とアオナンの間に位置するクラビタウンは、小さな町ですがその分とてものどかで治安も居心地もよく、レストランやカフェ、バー、マッサージ店などが多く存在し、長期滞在する様々な年齢層の欧米人たちをよく見かけます。
また、週末はナイトマーケットが開かれて、地元の人たちと観光客が一体となってぎわいます。
そこで今回の記事では、クラビタウンにあるおすすめのレストランとバーをご紹介したいと思います。
コンテンツ:
① The River(ザ・リバー)
2019年年11月1日オープンの新しいバー&レストラン。
タイでいま流行り(?)のフローティングスタイルで、桟橋を渡って船に乗る感じで入店します。
食事メニューがシーフードグリル、タイ料理、スープ、一皿もの、サラダ、そしてドリンクメニューも多数で39ページもあり豊富。
ランチ、ディナーはもちろん、サンドイッチやラップサンド、ハンバーガーといった軽食もあり、どんな時間帯に行ってもお腹の空き具合に合わせたメニューを選ぶことができます。
午後3時という中途半端な時間に軽食をとったのですが、アボガドビーフバーガー(180バーツ)はフライドポテト付きでボリュームがあり、アイスカプチーノ(70バーツ)は何も言わなくても甘さ控えめ。
私が行ったのがオープンしてまだ3日目だったせいか、店員さんがWiFiのパスワードを知らなかったり、ケチャップとマスタードを間違えて持ってきたりして初々しかったのですが、まあこれからサービスは改善されていくでしょう。
クラビに到着し、ホテルに荷物を置いてまずここで一息ついても良いし、クラビでの休暇の最後の日にバンコクや日本に戻る前に仲間と乾杯してもいいかも。
川を船が通るたびに店が少し揺れるので、もしかしたらそれが気になる方がいらっしゃるかもしれません。
営業時間:毎日11~0時
住所:256/1 Utarakit Rd, Tambon Pak Nam, Amphoe Mueang Krabi, Krabi 81000
電話:075 810 365
ウェブサイト:http://theriverkrabi.com/
② Phu Dam(プーダム)
クラビタウンのカニのオブジェの向かい側にあるシーフードレストラン。

海の幸は新鮮で、生簀または氷の上に並べられており、好きな材料を好きなように料理してくれます。
カーオパット(チャーハン)、トムヤムクン、プーパッポンカリー(カニの卵とじカレー味)など日本でもおなじみのメニューがうまいという口コミ。
タイ料理にすると、味付けが南部料理独特の強くて辛い味付けになるということで、タイ人の間では好き嫌いが分かれるようです。
私たちは、カニ2匹とハマグリをボイルで、イカと車エビ4匹は炭火焼きで、飲み物はビールとコーラを頼んで800バーツほどでした。
タレも小皿に4種類用意してくれ、緑色のシーフードソースだけでなく、日本のしょうゆに似たものもあったので、小学生の子どもでも食べることができました。

それぞれ100gあたりの値段が表示されていますので、調理前に測ってもらい、一皿の値段がいくらか確認してください。
営業時間:毎日15~0時
住所:243 Utarakit Rd, Tambon Pak Nam, Amphoe Mueang Krabi, Krabi 81000
電話:063 071 1442/081 700 6590
ウェブサイト:http://theriverkrabi.com/
③ The Hobby Hops Craft Beer Bar(ザ ホビー ホップス クラフトビアバー)
地元のタイ人の間で人気のバーで、常連客が多く明るくて楽しい雰囲気の店。
Utarakit 通りと Khongkha 通りが交差している地点にあり、階段を上がって2階が入り口になります。

サッカー中継とライブ音楽(すべてタイ語)もやっていますが、耳をつんざくようなうるささではなく、普通に会話を楽しめます。
店名にクラフトビアとあっても自家製ビールはないのが残念でしたが、世界各国のビールが飲めます。
マスターは普通に英語を話してとても親切で、どのビールにしようか悩んでいたら、なんとおすすめを3種類テイスティングさせてくれました。
結局、アメリカのメルヴィンヒューバート(アルコール度6%、280バーツ)をチョイスしたのですが、フルーティーな香りで口当たりが良く、後味の苦味が印象的な個性的なビールで楽しめました。
他店での食べ物の持ち込みはいちおう禁止なのですが、キッチンが9時半でクローズということで、何かつまみたいという客には「セブンで買ってきていいよ」と伝えていました。
輸入ビールなので値段は高めで、支払いは現金のみですが、雰囲気がとても良いので、ビール好きな人はナイトマーケットで食事したあと軽く一杯やるのにいいお店だと思います。
営業時間:毎日17~1時
住所:2 Khongkha Rd, Pak Nam, Mueang Krabi District, Krabi 81000
電話:082 469 2426
ウェブサイト:https://the-hobby-hops-craft-beer-bar-and-restaurant-at-krabi-2nd.business.site/
④ Sai Mai Dim Sum(サーイマイディムサム)
Maharaj Soi5 の角にある老舗のローカル飲茶レストランで、安くてうまいと評判。
日曜の朝に行きましたが、地元の人気店らしくごった返していて、家族が次々と車で乗り付けてきます。

ですが飲茶メニューは、大きな蒸し器に所狭しと詰められた一皿20~50バーツの小皿が蒸しあがると、自分でアツアツを木のお盆に取ってテーブルに戻ってくるセルフサービスですので、これだけなら店員さんを呼び止める必要はありません。
お粥や麺類はテーブルでオーダーすることができ、中国茶は無料で飲めます。
ミートボール&卵入りおかゆ(ジョーク・ムー・カイダーオ)と5種類の小皿を食べて合計130バーツでした。
特に、クラビタウンで朝食なしの安宿に泊まる方は、朝食にこの飲茶店をぜひ利用してほしいと思います。
営業時間:6:30〜11時(月曜定休)
住所:Maharaj 5 Alley, Pak Nam, Mueang Krabi District, Krabi 81000
電話:075 611 820
ウェブサイト:
【クラビタウンのおすすめレストラン&バー4選】まとめ
以上が、私が実際に飲んだり食事したりして読者さんに「おすすめしたいな」と思ったクラビタウンのレストランとバーのご紹介でした。
私は田舎の出身なので、こういったごくごく小さな田舎町を訪れるのが好きなんです。
それに、同じクラビでもビーチエリアに比べると若干物価も安いですし。
1日あれば中心部の見どころも見て回れるので、ぜひ一度クラビタウンに立ち寄ってみてください。