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カーオマンガイ~息子の成長をそっと見守ってくれる女性店主の話

本当に久しぶりに家族で近所の屋台街に夕飯の買い出しに行き、自宅でタイ飯ディナーです。

 

私、妻と息子、3人それぞれが好きなものを買い、うちに帰ってお皿に盛り付けていただきました。

 

タイ人は結構即断即決の人が多く、屋台はその典型で、売れないとわかるとすぐに見切りをつけて撤退したり、別の場所に移動してしまったりします。

 

そんな中、もう10年以上も同じ場所で営業を続けているカーオマンガイの屋台があるんです。

 

10年以上続いている屋台

私が来タイして1年後に奥さんが来て、奥さんが最初に食べたのがその屋台ですから、もうかれこれ13~14年になるでしょうか。

 

ああ、あの頃は私はアラサーで、食べ物がおいしいタイで就職できて興奮の日々を過ごしていて、食欲も旺盛で、大盛りのご飯に茹でたものと揚げた鶏の2種類をご飯にのせてもらっていたっけ。

 

息子が生まれてからは食事は自炊中心なので、本当に数か月に一度ここの屋台で買うかどうかなんですが、そこの女性店主さんとは近くを通るたびに挨拶して、

 

息子を見て「大きくなったね」、

息子が会話ができるようになると「タイ語上手になったねー」

 

と声をかけてくれます。

 

また、妻がパクチーがダメなことと付け合わせの血の塊が食べれないことを覚えていて、どれだけ前回この屋台でご飯を買った時から時間があいてもパクチーと血の塊を入れないで作ってくれます。

 

 

カーオマンガイの鶏肉

さて、ここのカーオマンガイレシピをハイライトで。

 

鶏肉はもちろんこの料理の主役。

 

茹であがったばかりの鶏肉は、アツアツの状態からすぐにキンキンに冷えた氷水に突っ込まれることによって皮が身からすぐに取れる状態になるんですが、茹でて柔らかくなった身が引き締まり、肉の旨味をぎゅっと閉じ込めます

 

カーオマンガイのごはん

ご飯は、店によっては脂っこくしつこいものや、逆に鶏の風味が足りず味気ないものも経験しましたが、ここの屋台のはふっくらしていて、適度な鶏肉とにんにくの芳香が食欲をそそります

 

カーオマンガイのたれ

最後にたれ、ソースです。店によってはかなり個性的なたれもあるみたいですが、ここのはしょうゆベースで、しょうが、にんにく、刻み唐辛子と、極めてオーソドックスながら飽きのこないものになっています。

 

僕の奥さんは、最初このたれをスプーンの先にちょこっとつけて鶏肉とご飯と一緒に口に入れ「うー辛い~」と足をジタバタさせて静かに叫んでいましたが、今はドバドバかけても平気(?)になりました。成長したと言うか、やはりいままでの年月を感じます...

 

 

年齢は重ねても味は変わらず

僕も人のことは言えませんが、いつもと同じ手つきで鶏をさばいているここの店主さん、ちょっと年を取ったなあと感じました。昔はよく中学か高校生くらいの娘さんが屋台を手伝っているのを見かけましたが、もう大学を卒業したとおっしゃっていたので、時の流れというものを実感します。

 

どんなにおいしいカーオマンガイでもさすがに毎日は食べられないですが、願わくばこれからも店主さんが健康でこの屋台が繁盛しますように。

 

私たちはいつかは日本に帰国するかもしれませんし、そうでなくてもタイを去る日が来るかもしれませんが、長~い間お店を切り盛りしている店主さんは、間違いなく僕たち家族がタイで平和に暮らしてきた中で感謝すべき人の一人だと思っています。

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

念願だった東南アジアでの教職を得て、なんとなくタイに移住した形となり15年。

このおおらかな国で、人を育てるというやりがいと責任ある仕事、そしてとても貴重な経験をさせてもらっています。

タイにお住まいの方やこれから来られる方に、楽しくお役立ち情報を提供できればと考えています。

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