
2019年末、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン氏が日本からレバノンへ密出国して世間をあっと驚かせましたね。
そんなおり、ドンキに向かう途中で一件のレバノン料理店の前を通り過ぎました。
なにしろほとんどの日本人にはあまり馴染みのない国のこと。
ゴーン氏の件がなかったら、このレストラン Humms Heads のことは、わざわざ妻を誘って1時間以上かけて食べに行くどころか、気にも留めなかったでしょう。笑
ということで、今回の記事ではバンコクのトンロー・ソイ10にあるレバノン料理レストラン【Humms Heads】のご紹介です。
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Humms Heads への行き方
BTSトンロー駅からタクシーだと7~8分。
「とんかつあげうた」の前から出ている赤バス(8バーツ)でソイ9(GrandeCentre Pointの向かい側)下車、徒歩2〜3分です。
Humms Headsの店内とスタッフ
天井はピンク、壁は黄色のシンプルな内装で、テーブルが4〜5席のこじんまりとしたレストラン。
日曜の午後2時くらいに行ったところ、客は私たちだけだったこともあり、プライベート感満点。
喫煙者のために小さなテラスがあり、料理に使うための大量のパセリを乾燥させていました。
また、オーナーさんを始め、数名のスタッフもにこやかで親切。
私たちが「レバノン料理は初めて」と言うと、チーフっぽい女性スタッフがていねいに料理の説明をしてくれたり、フムスを食べる用にサービスで野菜スティックをサーブしてくれたりしました。
Humms Heads のメニュー
レバノン料理は、野菜、ハーブ、オリーブオイル、ゴマ、レモン、ヨーグルトなどが多く使われていて、とてもヘルシー。
以下、今回オーダーした料理をご紹介していきます。
タッブーレ
レバノン人なら毎日でも食べたいというパセリのサラダ。
刻んだパセリ、玉ねぎ、セロリとザクロが入っており、味はさっぱりレモンベースのドレッシング。


ファラフェルボール
こちらは、中東版のコロッケ、ファラーフェル。
水に戻したひよこ豆をすりつぶし、ハーブと混ぜて衣をつけて揚げたもので、外はカリカリ、中はしっとりの食感がグッド!
後味のコショウがいいアクセントになっています。
ソースは白くてトロッとしているのでマヨネーズかヨーグルトだと思ったら、そうじゃなくて白ゴマを使ったものということでした。
ミックスグリルプラッター
ラム肉と鶏肉の棒状のハンバーグで、サラダ、フレンチフライ、ピタパン付き。
ラムとチキン両方味わえる贅沢な一皿で、しっかり焼き固めて肉の旨みを閉じ込めてあります。

ソースは左からガーリック、店名にもなっているフムス、そしてケチャップ。
茹でたひよこ豆とオリーブオイル、レモン汁、練った白ごまなどと混ぜ合わせペースト状にしたもの。
地中海沿岸に位置する国々で頻繁に食卓に上がる家庭料理で、動物性のものが一切含まれないハラル料理。
良質のタンパク質が摂取でき、腹持ちも良く、美容にもいいとあって、ベジタリアンの間では大人気。

ガーリックソースは、ただニンニクを擦り下ろしたものではなく、ヨーグルトが混ざっているのかクリーミーで、お肉によく合います。
ボリューム満点で食べきれず、フレンチフライは持ち帰り用にパックに入れてくれました。
レバノン料理店【Humms Heads】まとめ
レバノンという国は情勢不安定で、これまでに多くの人がヨーロッパやアメリカに移住した関係で、この国の料理はダイエット食として欧米で人気なんだそうです。
女性には嬉しいかも。
初めてのレバノン料理でしたが、見た目と味が想像を絶するほど離れていたりということはなく、普通に楽しめる料理でした。
お腹いっぱい食べたいけど太りたくないという人にはいいですね。
ただ、トンローソイ10にできるカフェやレストランって、すぐになくなってしまうんですよね…
それから、レバノン料理ってピザとかラーメンなんかと違って物珍しいから行くんであって、月一回食べるかどうか。
私たちの食事中、デリバリーのバイクも2回くらい料理を受け取りに来てたし、なるべく長続きしてほしいものです。
住所:Sukhumvit 55 - Thonglor Soi 10, Khlong Tan Nuea, Watthana, Bangkok 10110
TEL:097 193 1912
営業時間:10時30分~23時
ウェブサイト:https://www.facebook.com/HummusHeadbangkok/
注意事項:カード利用不可・現金のみ