現地大学講師が発信する、タイ旅行&生活を楽しくするための情報。来てよかった的な。

バンコク郊外で配車アプリGrabを使ってみた。

ここ何週間か、車がなくて不便な生活を強いられているのですが、5年ぶりにバスや乗り合いバン(ミニバス)、タクシーなどを使ってみるといろいろと普段とは違ったことが経験できて、数週間だったら車なし生活も悪くないなあと思っています。

 

しばらく前にスマホのグーグルマップがアップデートされて、移動手段に配車サービスのアイコンが表示されるようになり、気になっていたので一回使ってみようと思い立ちました。

 

 

利用方法と料金

GrabにはGrabCar(一般車で目的地に行ってもらう)、GrabTaxi(すぐに配車可能なタクシーを探す)、GrabBike(バイクで書類や荷物を届けてもらったり乗って移動したりする)というサービスがあり、それぞれスマホアプリを使って申し込みます。

 

料金は、配車手数料(GrabCar:30バーツ、GrabTaxi:20バーツ)と走行距離に応じた料金から成っています。また、スワンナプーム、ドンムアンの両空港に行くときは特別料金150バーツが、前もって予約する場合には予約手数料100バーツが加算されますが、アプリで目的地を入力すると料金が表示されるので安心です。

 

なお、アプリの使用にあたっては、タイの携帯番号が必要ですが、旅行者でも空港やバンコク市内で安価にSIMを購入できるので、あまり問題はないでしょう。

 

いざ、実践!

習い事の帰り道、近くのMRT駅までGrabを使ってみることにします。

グーフルマップを開いて行き先を入力すると、目的地の下に移動手段が4つ表示されます(①)。左から、自家用車、公共交通機関、徒歩、そして配車サービスです。

 

この配車サービスのアイコンをタップすると、地図の下にGrabCarとGrabTaxiの両候補が表示される(②)ので、安い方のGrabCarを選択して「アプリを開く」をタップ(③)。つまり、タクシーでなく普通の車が来るということです。

Grabとは別のアプリ、Uber(ウーバー)がインストールされていると、Grabの隣にその候補も表示されます。

 

グーグルマップとGrabで料金表示が違う

現在地と目的地を確認して下の方を見ると、あれ!?料金が全然違う!グーグルマップでの表示は72~98バーツだったのに...

ちなみに、目的地を入力しても自分の生きたい場所が候補にない場合は、このように地図上にピンを立てることもできます

もう一度行き先をGrabのアプリ上で入力すると...このように同じ候補地が4つも出てきました。

 

4つそれぞれをタップしてみると、全部料金が違う!この場合MRTの駅を指定したのですが、駅の1番から4番までの出口でした。一番安い3番出口を選択(笑)。

 

予約はスムーズ

「Book(予約)」ボタンを押すとアプリが周辺で手配可能な車を探し始めます。何秒かキャンセル可能な時間があります

ものの数秒で見つかりました。運転手の身分証明書の顔写真と名前、車のナンバーと車種が表示されます。トヨタのカムリー、2010年製。

その後すぐにタイ語のメッセージが来ましたが、これはデフォルトで設定されたもののようです。

現在地をちゃんと伝えようと、Replyを押してメッセージの入力をはじめると、すぐにドライバーから着信があり、口頭で場所の確認をすることができました。

通話を終えてアプリに戻ると、車の現在位置と待ち時間が表示されました。今日はまだ前国王の喪の期間なので、車のアイコンには黒いリボンが付いています。

 

時間も正確

時間ぴったりにトヨタカムリーが到着!ナンバープレートとドライバーの顔を確認し、挨拶すると「どうぞ」と優しく言われて乗り込みました。

アプリを見ると、「車が着いたので、運転手に電話するか指定の場所まで移動してください」という表示が。

これが移動中のアプリ表示。ちゃんと現在地を表示しています。何かあったら右上の「EMERGENCY」をタップすればいいみたいです。

 

ドライバーさんは黙々と車を走らせます。少し話をさせてもらったところによると、Grabでドライバーを始めて1ヶ月。結構人を乗せているが、これまでにお客さんとトラブルになったことはないということです。

しかし、道を知らないのか、スマホのナビで指示される通りに運転...しかも自分が想定した最短距離のルートと違う。

 

途中で降りることは可能

MRTの高架が見えたところで、息子が「あ、パープルラインに乗りたい」と言い出しました。MRTに乗る約束をしていましたが、ルートが違ったので乗れなくなると心配していたようです。そこで「途中で降りてもいいか」聞いてみると、問題なくOKしてくれました。

 

目的地よりだいぶ前の駅でしたが、料金は行き先のアプリに表示された金額をそのまま渡しました。あとから規定を確認するとやはりそうしないといけないようです。

アプリで「無事に着きました」と報告。

快適だったのでレートは☆5つ!

なかなかよかったですよ。

 

利用してみての感想

良かった点

  • 車の乗り心地が良かったこと、
  • ドライバーがいい人で車の内外がきれいだったこと(登録するときに運営者側と面談があり、また利用者がアプリで評価し、苦情なども寄せることができる)、
  • 運転が非常に丁寧で問題なく到着できたこと、
  • 料金があらかじめわかっていてトラブルが起きないことです。

 

不便・不安に感じた点

  • グーグルマップとGrabのアプリで料金表示が全く違っていたこと。
  • 走るルートが前もってわからないこと(タクシーだとドライバーと交渉できる)。
  • ドライバーがGPSを頼りに運転していたこと。
  • あとは流しのタクシーよりは少し料金が高い(状況によるとは思います)ことです。

 

また、冒頭でも触れましたが、アプリを使用するためにタイの携帯番号が必要なことと、最近はほとんどありませんが携帯の電波が悪いところではもしかしたら正確な位置を表示できないかもしれません。

 

まとめ

これからこのサービスが評価されてドライバーのクオリティーの高さを保っていければ、タクシーが不安、または捕まえるのが面倒という人や、ちょっと郊外に行ったりタクシーがつかまりにくい場所では使えるんじゃないかな、というのが今日使ってみた感想でした。深夜・早朝に空港に行かないといけないときなど、普通のタクシーより少し料金を多めに払って確実に目的地に着きたい、というときには便利なんじゃないでしょうか。

 

また、タクシー運転手たちはこういったサービスを脅威に感じていて、反対集会を開いたりしているようですが、競争が激化すればそれだけタクシーの質の向上につながり、僕たち利用者にとってはストレスが減ってより快適な移動ができるのではと期待してます。

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

念願だった東南アジアでの教職を得て、なんとなくタイに移住した形となり15年。

このおおらかな国で、人を育てるというやりがいと責任ある仕事、そしてとても貴重な経験をさせてもらっています。

タイにお住まいの方やこれから来られる方に、楽しくお役立ち情報を提供できればと考えています。

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