スワンナプーム空港に夜間に到着したり、女性だけだったりだと、悪名高いバンコクのタクシーは使いづらく、リムジンサービスを使う人も多いと思います。

もちろんリムジンを利用すればタクシーよりは安全性は増しますが、その分料金は高くなります。

今回、特に夜間に女性がトラブルを避け、安全、快適かつなるべくリーズナブルにスワンナプーム空港からバンコク都内または近郊に移動する方法として「これは使える」と思ったのが EVタクシーVIP です。

実際に妻が一人で利用し、とても良かったと言っているので、ここでシェアしたいと思います。

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EV Taxi VIPはどんなサービス?

2018年9月9日に始まった、24時間営業の空港タクシーサービスです。

EV Society、Risen Energyの2社とタイ陸運局の官民連携事業で、タイ初の電気自動車を使用した公共輸送セクターとなっています。

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EV Taxi VIP の特徴は電気自動車

このサービスの特徴は、電気自動車、しかもハイブリッドではなく100%電気だけを動力源とする完全なEVを使っていること。

車種は、中国の比亜迪汽車というメーカーのBYD e6で、スタッフの説明によると一回の充電で400km走るということです。

5ドアハッチバックで、普通のタクシーより一回り大きく、一台に4人まで乗ることができます

そして、後部には乗客を乗せてもさらに大きいスーツケース5つを収容するスペースがあります。

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EVタクシーVIP の料金

このVIPタクシーの運賃は陸運局で以下のように定められています。

  • 初乗り2kmまで150バーツ
  • その後は1kmにつき16バーツ
  • 渋滞時または時速6km以下で走行時は1分につき6バーツが加算

スワンナプーム空港からのおおよその料金(時間帯や道路事情により上下します)は次の通りです。

 

比較のため、カッコ内にGrabTaxiとAOTリムジン(太字、車種はSUV)の料金(単位:バーツ)を記しています。

*この料金はあくまで目安で、実際にはメーターを使用した運賃となりますのでご注意下さい。

  • スティサン、シーナカリン:600(300〜370/800)
  • シーロム、ナナ、チットロム:700(380/1,150)
  • スクンビットエリア:750(380/1,050)
  • サイアム:800(400/950)
  • チャトゥチャック:820(400/1,050)
  • カオサン、バンランプー 、サトーン :850(400/1,050)
  • ドンムアン空港:900(680/1,400)
  • ランシット:1,100(650/1,600)
  • ラマ2、ノンタブリー:1,200(600/1,250)
  • パタヤ:2,000(1,750/2,700)

このほか、以下の料金が別途必要になります。

  • 高速代
  • 空港サービスデスクチャージ:100バーツ*
  • コールセンター(02-039-8888)サービスチャージ:100 バーツ
  • Grabアプリを利用する場合のサービス:50バーツ

*しばらくはプロモーション期間で空港でのサービスチャージがかかりません。

 支払いは目的地到着後に現金またはクレジットカードででき、レシートもちゃんと発行してくれます 

EV Taxi VIP の利用方法

以下がEV Taxi VIP の利用方法になります。

直接サービスカウンターに行く

スワンナプーム空港の到着ロビー(2階)からエレベーターまたはエスカレーターで1階(地上階)に降り、3番出口を出てEV Societyの空港オフィスに行きます。

サービスデスクで目的地を告げれば、あとは車に乗るだけです。

電話で予約する

前もって予約しておきたい場合は、コールセンター02-039-8888に電話します(タイ語/英語)。

サービスチャージ100バーツがかかります。

Grabアプリを使う

Grabアプリを起動して目的地を入力したあと、Electric VIP Taxi を選択します。

電話で予約してもアプリを使用しても、VIPタクシー乗り場に行く必要があります。

EV Taxi VIP の安全性

安全については、以下の通り運転手も車の装備も陸運局の基準に従っており、安心して乗ることができます。

  • 運転手については、採用前に警察による犯罪歴チェックなどの身元確認があり、毎回運行前に磁気カードの社員証を機器にスワイプし、その情報が陸運局に送られます
  • GPSトラッキングシステムが搭載されており、タクシーの位置情報が陸運局とEV Societyの双方により24時間監視されています
  • 走行中は車内の防犯カメラのスナップショットがコントロールルームと陸運局の監視センターに送られます
  • また、乗客がSOSボタンを押すと、信号がラジオ局と運営会社のコントロールルームに送られます

この記事を書くにあたっていくつか質問を送ったのですが、すぐ丁寧な回答をもらい、とにかく安全性にはとても注意を払っていることを強調していました。

EV Taxi VIP の乗車体験

妻にこのタクシーに乗った感想を聞いてみました。

電気自動車のタクシー、乗り心地どうだった?

車高が普通の車より少しだけ高めで、車の中は広くて乗り心地が良かったわ。それに走ってる間はプリウスみたいに静かだったよ。

いままでAOTのリムジン使ってたじゃん。それと比べるとどう?

リムジンも良かったけど、一回運転手さんが普通のタクシーみたいに給油に立ち寄ったことがあるのと、後ろの窓から変な音がしてうるさかったときもあったわね。
もう何年も前の話だし、いまはサービスももっと良くなってると思うけど。

運転手さんは?
スピード出しすぎたりしてなかった?

運転は丁寧だったよ。
高速では100㎞近く出てたと思うけど、車が大きいし全然怖い感じはなかったわ。

運転手が必要以上に話しかけたりとかは?

最初にどの道を通るかの確認して、車について質問したからそれには丁寧に答えてくれて、それくらいかな。
走ってる間はひっきりなしに会社の本部と連絡とってたけど。

じゃ、まったく問題なしだね。

うん。
うちの方まで来るのは初めてって言ってたけど、渋滞にはまった時にはグーグルマップで確認して、うちに着くのがだいたい何時くらいになるとか親切に教えてくれて。
思ったよりもだいぶ早く着いて良かったって。

お釣りもちゃんと用意してあったの?

うん。
空港のATMでお金おろしといたから現金で払ったけど、「クレジットカードでも大丈夫ですよ」って言ってくれたわ。
うちに着いたら、自分のスマホでメーターとレシートの写真撮ってたわね。

こんな感じで、空港から自宅まできっちり1時間、不安やストレスを感じず安心して乗っていることができました。

EV Taxi VIP のまとめ

いかがでしたでしょうか?

スワンナプーム空港からの移動では、EV Taxi VIPを使うと普通のタクシーよりも安全で、夜でも安心して利用できます。

ただし、AOTリムジンは定額で高速代が含まれていますが、EV Taxi VIP はメーター制で高速代が別なので、バンコク中心部までの移動ですと、渋滞が醜い場合はリムジンと料金が同じか、かえって高くなる可能性もあります

うちのように郊外住みの場合、AOTリムジンを使うより数百バーツ安く、タイ語も英語もあまり自信がない妻でも60km弱の道のりを一人で問題なく利用しましたし、今後も夜一人で空港に着く時は使うと言っていました。

このVIPタクシーはリムジンとタクシーの中間といった感じで、利用者にとってはこのようにオプションが増えるのはいいことですね。

タイ政府は公害対策のために、これから電気自動車を推奨するということですし、環境のためにもいいです。

道路事情や行き先、利用する時間帯によって使い分けていただきたいと思います。

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