
カオヤイで休暇を終えてバンコクに戻る際、有名なチョクチャイ牧場に立ち寄りました。目的はもちろんステーキ!!
僕の周りには宗教上の理由で牛肉を食べないというタイ人が結構いて、またタイは豚肉と鶏肉がおいしく、うちでもあまり牛肉を使った料理を作ることがないんですが、家族全員久しぶりに牛肉を食べたいという衝動に駆られていたのでグッドタイミングでした。
カントリースタイルのお店でボリューム満点のステーキ!
チョクチャイ・ステーキハウスは大きなログハウスといった感じで、店内には鹿の角やカウボーイの写真などが飾ってあり雰囲気満点。
メニューにはオーストラリア産のお肉もあるのですが、チョクチャイブランドの牛さんのお肉の方が値段が高い。自社ブランドを誇示する狙いか、はたまた懐具合を心配してくれているのか。
しかし、わざわざここまで来たので、私たちはプレミアム・ティーボーンステーキとプレミアム・テンダーロインをオーダー。大人2人子供1人とは言え、3人でお肉2切れはちょっと足りない...と思案していたところ、店員さんが相談に乗ってくれ、Tボーンの方は2人前のジャンボにするということで解決。
なんとも食べ応えのある赤身肉!
テンダーロインはヒレ肉独特の細かい肉繊維ですぐに噛み切れる柔らかさ。
焼き具合は、希望通りミディアム。外側はしっかり焼きあがっていて、肉の中心の赤い部分を食べても生臭さは全くなく、普段は火がしっかり通っていないとダメな奥さんでも問題なし。
Tボーンはサーロインとヒレ両方の部位が味わえる極上部位。ここのプレミアム肉は30日かけて熟成させているので赤身が多くても程よい噛み応えで、口の中に溢れるビーフ独特のコクと旨さがもう最高です。どうですか、鉄板からはみ出そうなTボーン!
食べ始めてから10分ほど全員無言...あれ?一昔前まであまり肉が食べられなかったの、誰だっけ?
最初に口を開いたのは、奥さん。「あれ?ステーキソースってついてないの?」
店員さんに聞いてみると、胡椒ソースとキノコソースがあるというので両方をリクエスト。 胡椒の方はソースというよりはペーストで、キノコソースは肉の味を消さないためなのか、ソース社会のタイにしては珍しく味が濃くないので、両方つけて食べるのをおススメします。
まとめ
口の中でとろけるような日本の上質な霜降り肉が好きな方にとっては粗野で大味かもしれませんが、脂身が少なく赤身が好きな方にとっては、肉をしっかり食べたという確実な満足感が得られます。
お値段はこれで2,700バーツとかなりしますが、食べ盛りの子供はもちろん、大人も大満足でした。
メニューにポークやチキン、サーモンなどもあり、ご家族や友人で牛肉を食べない人がいても大丈夫。
もう一店、敷地内にChokchai Steak Hutというレストランもあるのですが、こちらはタイ料理などもある軽食系レストランですので、ステーキが食べたい方はメインのSteakhouseの方に行かれてください。
熱帯のタイで牛の飼育に情熱をかけて挑戦してきた人がいて、そういうパイオニアに感銘を受けつつお店を後にしました。
詳細情報
住所:Highway 2, Tambon Pak Chong, Amphoe Pak Chong, Chang Wat Nakhon Ratchasima 30320
Tel.:086 328 0189
ウェブサイト:farmchokchai.com
営業時間:9時~21時
バンコクのアソークにも支店があります。
住所:プラサミットプラザ内、ソイ・スクンビット23
Tel.:02 259 9596
営業時間:10時~22時