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タイの自動車保険会社の選び方、契約の仕方と保険料を安くする方法

日本では2~4月に自動車保険を更新する人が多いらしいですね。

 

ネット上では盛んに保険料を節約しましょうという謳い文句が飛び交っていますが、私もタイで1万5千バーツの請求書を受け取り、いろいろと調べた挙句、同じタイプ1(ファーストクラス)の保険で8,600バーツまで保険料を下げることに成功しました。

 

そこで今回は、実際どのように保険会社を探して、どうやって契約するのか、保険料はいくらくらいが妥当でどう節約するのか、といったことを書いてみたいと思います。

 

私のように、保険の内容をあまり気にしていなかった、毎年なんとなく言われるがままに保険料を払ってきたけど保険料が高い気がする、と思っている方はぜひお読みください。

 

先日書いた、自動車保険の種類と補償内容についての記事はこちらになります。

 

タイの自動車保険会社

自動車保険を取り扱っている会社がいったいいくつあるのか調べ始めましたが、すべてを把握するのは無理っぽいので、20以上はあると考えて下さい。

 

それぞれ一長一短があり、タイ人に聞いてもある人はA社はいいよと言い、またある人はB社がいいと言いますし、同じ保険会社でも事故対応に満足している人とそうでない人がいてどれがベストかと決めることは難しいです。

 

ですのでベストな会社ではなく、信頼できる会社を探した方が良さそうです。

 

現在タイで最も有名な自動車保険会社の1つは、

  • ウィリヤ(Viriyah/วิริยะประ กันภัย)

です。 この業界で他に知名度が高いのは、

  • バンコク保険(Bangkok Insurance/กรุงเทพประกันภัย)
  • ムアンタイ(Muang Thai/เมืองไทย ประกันภัย)
  • 東京海上(Tokio Marine/โตเกียวมารีน)
  • アジア保険(Asia Insurance/เอเชียประกันภัย)

などです。

これらの保険会社は全国各地に独自の代理店とパートナー整備工場を持っているため、交通事故に対する対応が整っていると言えます。

 

ですが、その分保険料は他社よりも高めに設定してあります。

 

また、

  • チャオプラヤ(Chao Phaya/เจ้าพระยา ประกันภัย)
  • ディパヤ(Dhipaya/บริษัท ทิพยประกันภัย)
  • アリアンツ(Allianz/อลิอันซ์)

など小規模な保険会社もあります。

 

これらの中小企業は、大手の会社よりは安い保険商品を販売していますが、主要都市にしか営業所と整備工場がありません。

 

さらに近年、Thanachart、SCB、Kasikorn、Krungsri、TMBなどの主要銀行も独自の自動車保険の販売をしています。 これら銀行系の保険会社の対象は、金融機関から融資を受けている顧客であることが多いですが、そうでなくても契約できます。

 

タイの日系の保険会社と日本語の対応

タイでは、先に挙げた東京海上のほかに、損保ジャパン日本興亜と三井住友海上の各社が事業を展開しています。

 

しかし現在のところ、契約は日本語でできても事故対応はタイ語または英語のみになるようです。

 

タイの保険会社とブローカー(仲買人)

これだけ在タイ外国人が増加傾向にあっても、タイの自動車保険会社は依然として英語のサポートが限られています。

 

そのため、私たちのような外国人にとっては、

や、私が今回契約した

ルージャイ(Roojai/รู้ใจ) → 後述します

のような英語のサポートが優れているブローカーを通して保険を契約しサポートをしてもらうことです。

 

保険料は保険会社に直接支払う金額とまったく同じです。

 

自動車の保険料をタイで安くするには?

保険には様々なオプションがあり、補償内容や契約条件を限定することによって保険料を安くすることができます。

 

ただし、あまりにも条件を狭めてしまって実際の利用実態にそぐわないと十分な補償が受けられなくなり、保険を契約する意味が薄れてしまいますので、車を使う頻度や毎日の走行距離などライフスタイルを考えながら細部を詰めていけば大丈夫です。

 

運転者を限定する

保険の対象になる運転者を限定することで年間保険料を5~20%抑えることができます。

 

私が今回契約したのはルージャイというブローカーを通じてクルンタイ銀行が販売している保険ですが、ドライバーが30才以上だと一番安くなります。

 

今までの契約では誰が運転しても同じ補償を受けられるものでしたが、車を他人に貸したりすることはないので妻と私限定にしました。

 

ただし、私の保険の場合、運転者を4名まで登録できるのですが、一番若い運転者の年齢で保険料が計算されます。

 

ドライバーに過失がある場合の事故負担金を設定する

これはDeductibleといい、保険金を請求するたびに保険契約者が払う負担金で、この金額が高ければ高いほど、保険金額は小さくなります。

 

タイでは通常0~5,000バーツで設定します。

 

私の今回の保険だと、自分に非がある事故の場合のみ、3,000バーツを負担するという内容です。

 

1,000/3,000/5,000バーツの選択肢があったのですが、これまで5年間自損事故や過失がないことと、自分たちの行動範囲などを考えてこう決めました。

 

「事故ったら3,000バーツ払わないといけない」と思えばこれからも運転に慎重になりますし、今回6,000バーツほど保険料が下がったので、仮に自分と妻が1年間で一回ずつ事故を起こして3,000バーツずつ負担となっても、保険料は昨年のを上回ることはありません。

 

保険会社指定の整備工場で修理する

タイでは車の整備・修理工場のことをガラージュというのですが、タイプ1、2+、3+の保険を契約するときには、車が事故で損傷を受けた場合に修理をメーカー(販売店)併設の整備工場)でするか保険会社が指定する工場で修理するかで保険料が変わります。後者の方が保険料は安くなります。

 

メーカーの整備工場、たとえば車がスズキならスズキの整備工場で修理する利点は、車種に精通した整備士に純正の交換部品を使用して修理してもらえることです。古くなっている部品は新しい部品に交換してもらえるので、修理した後の問題がありません。

 

ただし、タイ正月前などで修理が立て込んでいたり、部品の在庫がない場合は車を修理に出してから長く待たされる可能性もあります。

 

一方、メーカーの整備工場よりもはるかに多くの個人経営の整備工場があり、たいていは修理も早く費用も安くできます。

 

ただし、中には粗悪な部品を使い、修理がいい加減で、塗装が元の車色と一致しないなんてこともあり、さらに別の問題を抱える可能性も全くないとは言い切れません。

 

もちろん、保険会社が指定している工場なので、それなりにクオリティも信頼もおけるとは思います。

 

私の保険ですと、自宅から10㎞以内に4ヶ所指定工場があり、1年の保証がついていますので、それらの場所で修理したあと何か問題があればやり直しもしてくれます。

 

ドライブレコーダーを搭載する

最近、多くの保険会社が取り入れるようになってきた割引制度で、申し込み時にドライブレコーダーが車に設置されていると5%引きにしているところが多いです。

 

タイでもいろんなものが販売されていますが、日本に帰国した際に購入して来る方も多くいらっしゃるようです。

 

タイの友人からは、フルHDで価格は3,000バーツ以上のものにするよう勧められました。

 

ノークレームボーナス

1年間まったく保険金の請求をしなかった場合、翌年の更新の時に保険料が少し安くなる制度で、タイプ1の保険のみ適用になるとのことですが、私の場合自損・他損事故がなく保険を使わなかった年でもそのような特典はありませんでした。

 

保険会社はウィリヤでしたが、最初の頃は契約内容をよく把握していなかったので、もしかしたらそういう条項はなかったのかもしれません。

 

一方で、同じ年内に請求が数回行われた場合、更新のときに金額が増加します。

 

都度契約で運転するときのみ保険を掛ける

タイウィワット(Thaivivat/โบรเกอร์)という会社が、利用回数制の保険の取り扱いを始めました。

 

携帯のプリペイドSIMのようなもので、例えば30日間で144時間以内、180日間で600時間以内、360日間で960時間という風に、自動車に一定の期間内の決められた時間数のみ保険をかける仕組みです。

 

保険料は通常の年間契約のものよりも抑えることができますが、車を運転できるのは一日あたり3~5時間になります。

 

また、保険でカバーされている時間を越えたら携帯のようにチャージすることもできるという、結構画期的なものだと思います。

 

この保険の主なデメリットは、アプリで操作するのが多少面倒なことです。車を運転する前にスマホのアプリを使って保険適用をONにし、運転を終了したらOFFにします。

 

もし携帯の電波が弱いところでアプリが操作できない場合は、コールセンターに電話して運転の開始と終了を伝えます。

 

すでに結構な年数使って車が古い場合、または運転する時間が決まっている場合には経費削減に大きく貢献してくれるのではないでしょうか?

(2ページ目に続きます)

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

念願だった東南アジアでの教職を得て、なんとなくタイに移住した形となり15年。

このおおらかな国で、人を育てるというやりがいと責任ある仕事、そしてとても貴重な経験をさせてもらっています。

タイにお住まいの方やこれから来られる方に、楽しくお役立ち情報を提供できればと考えています。

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