在タイ15年。バンコク近郊在住の現地採用大学講師が、現地での生活全般について発信中。

タイでお腹を壊したら、薬局の薬だけで回復できるのでしょうか?

昨日、初来タイ日の夜のグリーンカレー以来5630日振りに、タイ飯を食べてお腹を壊してしまいました。

 

原因は、夕飯の激辛ガパオ・ヌア(牛肉のバジル炒め)。いつもは唐辛子を丁寧に取り除けるだけ取り除くのですが、とても空腹だったので面倒でそのまま食べてしまったことと、人に頼んで注文し持ってきてもらったものをすぐに食べなかったのがよくなかったかと。

 

幸い嘔吐はなく、家族は出かけた後だったのでなんとか起き上がって近所の薬局ขายยา(カーイ・ヤー)へ。ここで薬を買ったわけですが、私の軽い食中毒は市販の薬で治ったのでしょうか?

 

0時頃就寝するときにはなんとなく胃のむかつきを覚えていたのですがそのまま寝てしまい、朝5時頃から胃がムカムカして鈍い痛みを感じて目が覚め、それからトイレとベットを3往復。

 

そのことをおばちゃんに説明して、数種類の薬をすすめられて買って飲んだのですが、どうなったかというと...あっさり直ってしまいました。本当に怖いくらい。

 

 

購入した薬

①イモディウム

Imodium(Loperamide HCI 2mg)

使用用途:急性の下痢の治療。

服用量:大人は初回2カプセル服用後、もし便が柔らかいようだったら6時間おきに1カプセル。1日に8カプセル以上服用しないこと(←誰がそんなに飲むの?)。12歳以下の小児および高齢者は服用禁止。もし48時間服用しても効果がなければ医者へ。

 

Imodiumはいわゆる下痢止めで、日本ではロペミンという名前なんだそうです。私は1錠で効きましたので服用を止めましたが、あとで調べてみると薬効成分は1錠あたり日本の倍量で、2回分を1回で飲んではいけないという記述が...

 

副作用としては、発疹、腹部膨満感、腹部不快感、吐き気、腹痛などがでる可能性あり。

 

とりあえず、これで下痢をストップさせる、ということです。

 

値段:6カプセル入りで49バーツ。

 

②ノルキサシン

Norxacin 400mg

使用用途:主に尿感染の治療が目的だが、幅広い細菌を殺す抗生物質

服用方法:12時間ごとに1錠を3日間、食事前1~2時間前に。十分な水分をとっておくこと。

 

箱にシールを貼ってくれたのですが、薬屋さんおばちゃんの説明では「一日2回、朝食と夕飯後に1錠ずつ」とあります。

 

この薬は抗生物質で、これで体内の細菌を殺すのですが、決められた量をちゃんと最後まで服用しないといけません。途中で服用を止めてしまうと、体内の細菌に耐性ができてしまい、また飲んでも薬が効かなくなってしまう恐れがあります。薬局のおばちゃんもそのことをちゃんと指摘してくれました。

 

値段8錠で45バーツ。

 

③ウルトラカーボン

Ultracarbon x (Medical charcoal 250mg)

使用用途:消化管に過剰なガスがたまっている状態、食中毒、薬物中毒、下痢。

服用方法:症状に応じて一回3錠を一日3~4回、空腹時に砕くかそのまま水で服用する。

 

これは文字通り炭です。体には無害の活性炭が、毒素を便と一緒に自然に体外に排出するのを手伝ってくれるそうです。

 

値段:10錠で50バーツ。

 

④オーアールエス

ORS Powder 7.5g

使用用途:水分補給。

服用方法:250mlの水に溶かして飲む。

 

経口補水液。下痢による脱水症状を抑えるため、塩とブドウ糖を混ぜてあり、水に溶かして飲みます。

 

これは、日本でもご家庭で夏場に熱中症対策で作られている方も多いと思いますが、水(500ml)、砂糖(大匙1)、食塩(小さじ1/4)でできます。レモンなどの柑橘系果汁を入れると飲みやすく、疲労回復度や体内への吸収速度が高まるそうです。 

 

服用の指示

以上の説明はそれぞれの薬の説明書にあるものですが、薬局では①と②をまず服用し、2時間空けてから③を、④は必要に応じて、と言われました。

 

下痢は止めないほうがいい?

基本的には、軽い食中毒などの場合はからだが生理的に細菌を排出しようとしている証拠なので下痢は無理やり止めない方がいいし、ストレスや睡眠不足、エアコンなどによる冷えなどの場合は薬で止めても差し支えないのでは、と考えますが、仕事中や旅行中などに頻繁にトイレにいくわけにいかないときもありますから、これは時と場合によるかと思います。

 

少しの絶食と水分補給

2日目にはちょっと頭がくらくらするくらいでほとんど回復できたのですが、大事をとってとりあえず胃を休ませようと思い、一日食事を抜き水分だけ取っていました。そして、外務省やインドネシア大使館などのHPにも水分補給にココナッツジュースがよい、とあるので、私もコンビニで果汁100%のを買ってきて飲みました。生のを市場に買いに行ければよかったんですが、とてもそんな余裕はなくて。

また、ヨーロッパで教わったんですがコーラなどの炭酸飲料もいいですよ。ちょっと調べてみたら、「スプライトと塩」なんというブログ記事もありました...

もちろん、冷蔵庫でキンキンに冷やしたものはダメです。常温に近いもので我慢、ガマン。

 

まとめ

今回の私のケースような軽い食中毒なら、薬局で150バーツ前後の薬を買って服用すれば回復することができます。このような場合では社会保険を使って民間の病院で長く待つ必要もなく、高額なプライベート病院に行く必要もありません。

 

注意点としては、薬局の調剤師さんと薬の服用説明書の記述の内容が一致しないことです。個人的には、最初はきついのですぐに服用しますが、2回目からは説明書を読んでそのとおりにしています。

 

今回は私の経験を元に書かせていただきましたが、薬の服用は必ず説明を読み、理解したうえで自己責任でお願いします。

 

最後に、乾季で気温がさほど高くなくても、食べ物は思いのほかすぐに傷んでしまいますので、そのあたりも気をつけて快適な日々をお過ごしください!

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プロフィール

バンコク郊外の大学講師

金ピカの仏像、温暖な気候、そして人々が絶やさない素敵な笑顔に囲まれながら、教壇で熱弁をふるい続け、激辛タイ料理に大粒の汗を垂らしながら立ち向かう、在タイ15年のシャイで硬派な40代日本人講師。毛穴が開いて体質がタイ人化しながらもハートは日本人(であり続けたい)。

休みに家族で旅行することと、タイ人連中とローカル店で飲むのが何よりの楽しみ。

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