タイの北の古都チェンマイ。
物価も安いし、北タイならではのおいしいものがたくさんあるし、見どころが市内だけでなく郊外にもたくさんあるし、できるだけ長く滞在したいですよね?
しかし連泊となると、予算、特に旅費の多くの割合を占めるホテル代が心配...
もういい大人だし、ゲストハウスはちょっと...やはり1人か2人で、清潔でなるべく安いホテルがいい...
もしそういう方がいらっしゃいましたら、私が今回のチェンマイ滞在でそんなホテルに宿泊してみましたので、ぜひご一読ください。
コンテンツ:
【B2 ブティック & バジェット ホテル】について
B2 Boutique & Budget Hotel は、その名の通りリーズナブルな価格設定かつモダンなデザインをセールスポイントとしてタイ各地に展開するホテルチェーン。
チェンマイ市内に11のホテルを擁するほか、チェンライ、バンコク、パタヤ、フアヒンなど21都市にもあり、それぞれのホテルが異なるデザインとコンセプトを持っています。
バンコクやチェンマイなど大都市にあるB2ホテルは、今回私が滞在したB2 Khamtieng や空港近くなど郊外にあることが多いのですが、B2 Green というホテルのように比較的街の中心部にあるホテルもあります。
記事下に、チェンマイ市内で観光に便利そうな立地にある9つのB2ホテルのマップを貼っておきますので、参照してください。
【B2 ブティック & バジェット ホテル】の立地
前述のように、デザインやコンセプトはホテルごとに異なりますが、今回私が宿泊した B2 Khamtieng (カムティエン)というホテルを例に、ホテルの様子をご紹介したいと思います。
このホテルは、チェンマイからランパーンに伸びる「スーパー・ハイウェイ」沿いにあり、この立地と不便さが唯一にして最大のネックなのですが、その代わり他のB2ホテルよりも宿泊料が安めになっています。
この幹線道路は、なんと片側6車線!(側道3車線、本線車線)で、歩道橋の類がまったくなく、この通りを挟んで向かい側のテスコ・ロータスというスーパーに行くことが至難の業です。

テスコロータス(スーパーは8時~23時)にはKFC(10時~22時)やブラックキャニオンカフェ、フードコート(9時~21時)などの店舗が入っており、週末には駐車場スペースにも多くの屋台が出店します。
ほかにも、バー数件、コンビニ、麺屋台(18時30分~23時くらいまで)、コインランドリー(24時間)など、すべてこのハイウェイの反対側にしかなく、他の宿泊客も車が途切れるのを待ってダッシュで渡っていました。
滞在中、移動はGrabと乗り合いトラックを使うか、友人の送迎でしたが、周辺までの移動時間と料金は以下の通りです:
- チェンマイ国際空港まで Grab Car で、約25分、269バーツ
- セントラルフェスティバル・チェンマイまで、 Grab Car で約10分、67バーツ
- 旧市街のチェンマイ門まで Grab Car で、約10分、73バーツ
- ニマンヘミン通りの北端、MAYAショッピングセンターから乗り合いトラックで60バーツ
また、鉄道駅までは5~6㎞(車で10分)、バスターミナルまでは4㎞(車で7~8分)です。
ホテルのフロントに、レンタカー(1日1,000バーツ)またはレンタルバイク(1日250バーツ)の案内がありましたので、長期滞在の場合や郊外の見どころに行く場合は利用を検討してもいいでしょう。
【B2 ブティック & バジェット ホテル】の外観とフロント
ホテルの外観は、その辺にあるアパートといった感じです。
大きな看板や目印もなく、暗いと通り過ぎてしまいそうになります。
こちらがホテルのエントランスですが、前には車がずらっと駐車してあったため見つけにくかったです。
フロントとロビーは殺風景で、必要のないものは極力排除してある感じですが、電気ポットと電子レンジは置いてあり、スーパーで買ってきたカップ麺などの調理はできます。
チェックイン時には500バーツのデポジットが必要で、クレカは使用不可。
現金を渡すとWi-Fi(無料)パスワードと一緒に控えをくれますが、なくさないように気を付け、チェックアウト時にデポジットを返してもらうのを忘れずに。
また、建物は5階まであるのですが、エレベーターが各階の中間にあり(エレベーターの1Fは1階と2階の間)、これを利用するには階段を少し上る必要があります。

エレベーターは4Fまでしかないので、5階に宿泊している場合は4Fで降りてもう半分上がります。笑
【B2 ブティック & バジェット ホテル】の客室
ここのホテルでは客室が3タイプあるようですが、広さはすべて22.75㎡で、大人2人でもそこまで狭くないと思います。
子供は、添い寝の場合は7才までは無料で一緒の部屋に泊まれます。
客室はいたって普通ですが、バジェットホテルのため省いてある備品があります。
客室に備え付けのもの:
- タオル(ハンドタオル&バスタオルの2枚、2人分)
- 石鹸、コンディショニング・シャンプー、綿棒とシャワーキャップ
- 飲料水(一日につき2本)
- 冷蔵庫(長期滞在もできるよう大きめ)
備え付けていないもの:
- 湯沸し器
- ミニバー、インスタントコーヒーなど
- ドライヤー
- セーフティーボックス
また、朝食もランドリーサービスもありません(他のホテルには朝食プランがあるところもあります)。
ベッドはマットレスが硬めで、枕が私にとっては高すぎたので、バスタオルで代用しました。
ワークスペース。
コンセントは左右のベッド脇にもあり、2人で宿泊した場合でも十分です。
バスルームですが、シャワーブースがないので、シャワーを浴びるとどうしても床がびしょぬれになってしまいます。
気になる方は自分でバスマットで拭くことになりますが、放っておいても数時間経つと乾くようです。
ワードローブ/クローゼットも十分なスペースがありましたが、スライド式の鏡張りの扉がバスルームと兼用で、どちらか一方が開いていることになります。
部屋にはLG製のエアコン(少々古くてカタカタ音がしますが、そこまで気にならない)とテレビ(衛星放送受信、NHKは海外向け英語版)が完備。
小さいですがバルコニー付きで、東向きなので朝は日差しが強烈ですが、夕方は眼下の庭(池)がきれいです。
【B2 ブティック & バジェット ホテル】の宿泊料とまとめ
今回は、宿泊日3日前にアゴダで予約し、5泊でなんと2,306.49バーツ(8,223円)でした。
公式サイトよりも500バーツ(1,780円)も安く、次回予約時にさらに割引を受けられるアゴダコインも貯まるのでお得です。
見どころの多いチェンマイで、ホテルは寝るだけという旅行者にとっては、日本でカプセルホテルの半額で清潔なホテルに宿泊できるので、旅費はかなり節約できるのではないでしょうか?
私は今回、郊外に行く必要もあり、B2 Khamtieng というホテルを選びましたが、チェンマイ中心部にも同系列のホテルがありますので参照してください。
住所:2/1 Phatanngam Road, Phatan Sub-district, Mueang Chiang Mai District, Chiang Mai 50300
TEL:1328(B2コールセンター), 052 009 557
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