タイ南部の秘境リゾートと言われるクラビでのアクティブな過ごし方には、大別して

  • アイランドホッピングなどのビーチでのアクティビティーと、
  • ロッククライミングなど内陸でのアクティビティー

があります。

うちは本来アウトドア派には程遠く、休暇にはこぎれいなホテルに滞在して、部屋やプールでゴロゴロ寝たり、動画を見たり、軽く泳いだり、読書をしたり、とにかく日がな一日ぼーっと過ごすのが常だったんです。

ですが、こじんまりとしていてメジャーな都市に比べると観光客も多くなく、なおかつ様々な体験ができるクラビに来るようになってからは、少しずついろんなアクティビティーを覚えていっています。

今回の滞在では、クラビでの内陸部でのアクティビティーの一つであるATVを体験してきましたので、ご紹介します。

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ATVの基礎知識

ATVとは、All Terrain Vehicle の略で、日本語では「全地形対応車」。

オートバイのようなシートとハンドルバーと3つまたは4つの車輪を持ち、非常に起伏の多い地面を走行できる小型車両(バギー)のことをいいます。

日本の道交法では普通自動車として扱われ、公道での走行には免許証が必要ですが、私有地では自由に走らせることができます。

タイでも同じく、観光地でアクテビティーとして運転するにはタイの運転免許証は必要ありません。

タイでは排気量が50~800ccのものがあるようですが、今回のATVコースではKonikというメーカーの150~200ccの車種を使用しており、レビュー等によるとほとんどのライダーのニーズを満たしてくれるとのことでした。

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クラビでのATV体験の申し込み方法と費用

クラビではATVができる場所が数か所ありますが、提携している旅行代理店によって行く場所が異なります。

事前にネットや現地の代理店を調べてみたりしましたが、費用は一時間で大人1,300~1,500バーツ、子供(4~10才まで)1,000~1,200バーツあたりが通常料金のようですが、フレンドリーな態度で値引き交渉をしてみましょう。

私たちは、以前にアイランドホッピング(4島ツアー)を申し込んでフレンドリーでよい対応をしてくれたNang An Tourという代理店で、別の日のアイランドホッピングと一緒に申し込みました。

 大人ひとり子供ひとり、2時間のコースで3,000バーツでした。 

この料金には、宿泊先ホテルからATV体験場までの送迎、飲料水、フルーツと傷害保険が含まれています。

 エレファントトレッキング、カヤックやタイガーテンプル観光を組み合わせたツアーもあります。
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クラビでのATV体験の概要

予約の際、8時から16時の間で時間を指定すると、その時間にホテルに迎えに来てくれます。

アオナンエリアにあるホテルからだと15分ほどで、Saithai Mountain ATV という山の中に作られたコースに到着します。

受付で名前を記入したあと、預けたいものがあれば鍵のかかるロッカー(無料)に荷物を入れ、ヘルメットを選んで被ります。

それから、注意事項の説明があるのですが、そうは言っても英語と中国で書かれたものをよく読むように促されるだけです。

ATV体験での注意事項

  1. ヘルメットを必ず着用すること
  2. 車間を4~5メートルあけること
  3. 飲酒しないこと
  4. 前もってATV運転の訓練を受け、慣れておくこと
  5. ふざけて曲乗りのような危険な行為をしないこと
  6. 障害を持つ人は運転や同乗ができない
  7. スピードを出し過ぎないこと(ATVは起伏の多い地域、山林や限定された牧草地帯を走るための車両)
  8. 危険な場所では最新の注意を払うこと
  9. ルールとマナーを尊重すること

かなり突っ込みどころ満載の注意事項です...

その後、ATVを停めてある場所まで移動し、ごく簡単に車体についての説明を受けます。

左上から時計回りにイグニッションスイッチ、ギア(前進/ニュートラル/バック)、スピードメーター、アクセルレバー。

バイクのようにスロットルを操作するものだと思っていましたが、このアクセルレバーを左手親指で押すんですね。

さて、私たちは子供が運転、私は同乗者として申し込み、息子が実際に座っておっかなびっくり操作しようとしましたが、初めての経験ですし、すぐに運転できるものではありません。

2~3分格闘していると、ガイドさんが私が運転した方がいい」というので、とりあえず交代することにしました。

ここではATV一台につきひとりのガイドが付いて誘導してくれ、そのあとに続いて行きます。

ATV体験場を出発すると、なんといきなり公道に出ました。

田舎の山道とはいえ、時々バイクや車がすれ違ったり追い抜いたりしていきます。

そして、公道を4~5分走ったあと、舗装されていない林道に入ります。

かなり起伏が激しく最初は苦労しましたが、ゆっくり走ってもガイドは待っていてくれるので心配ありません。

スピードは、舗装された道で時速25~6㎞、林道で17~8㎞くらいで走っていたと思います。

林道を走ったり公道に出たりを何回か繰り返しているうちにあっという間に50分ほどが経ち、眺めがいい川のほとりにでて、10分ほど休憩を取るということで、水とおしぼりをもらいました。

ここでガイドと話をして、息子に運転を変わっていいか交渉したところ、後半は急な坂もなくいままでよりは平坦になるから大丈夫だろうということで、私が後ろに座って運転を手伝うことに。

質素な民家から地元の人が手を振ってくれたり、すれ違う車から声をかけてくれたりします。

また、クラビ特有の奇岩の山や、何メートルあるかわからないほど高いヤシの木などの景観を楽しんだり、写真やビデオを撮る余裕も生まれました。

美しい景色の場所に差し掛かると、前を行くガイドがそこを指差してくれたりします。

最後に、再び公道に出て体験場まで戻りましたが、まだ時間が余っていたらしく、体験場内(結構広かったです)を10分ほど周回して終わりました。

事前には知らされていなかったのですが、 40分や1時間のコースだと外には出ず、2時間のコースだと今回のように周辺の林道を走ることができる そうです。

最後に冷たい水、おしぼりとスイカをいただき、文字通りクールダウンです。

休憩のときにスタッフが撮影してくれた写真は、こんなフレームに入れて150バーツで購入できます。

15分ほど、同じ方向に戻る他の参加者たちを待って乗り合いトラックでホテルに帰りました。

クラビでのATV体験の注意点

1.スタッフとの言葉でのコミュニケーションが難しい

スタッフは英語どころかタイ語も独特です(もしかしたらタイ人ではないかも知れません)。

コミニュケーションはジェスチャーでなんとかしてしまいましょう。

2.汚れてもいい服装で

特に雨季には土埃や泥だらけになる可能性が大なので、汚れても気にならない服を着用するのが最善です。

ただし、4月はかなり暑かったものの、泥水を派手に跳ねるということはなかったので、泥んこが嫌な人は乾季を選ぶべし。

3.子供一人での運転は困難

12才の息子を連れて行きましたが、ハンドルバーと右手親指で操作するアクセルレバーが重く、子供ひとりでの操縦は難しかったです。

右手親指がかなり疲れました。

親と一緒に乗り、子供さんを前に乗せ、大人は後ろから操縦したり操縦を手伝ったりした方がいいでしょう。

4.練習などはなし。いきなり本番

3.に関連して、注意事項に「前もってトレーニングをしてから」とあったので、てっきり最初の15分くらいは平坦な道で練習させてくれるのかと思いきや、いきなり公道に出たので驚きました。

2時間あったので、最初の一時間でなんとかコツを覚え、途中から息子にも運転させてあげることができましたが、もし1時間だけだったら消化不良だったと思います。

5.くれぐれもケガをしないよう気をつけて

スタッフに話を聞いたところ、過去に木に激突したりカーブを曲がり切れずに転倒した人もいるということでした。

また、レビューに

体験者
下り坂が急すぎて意図せずスピードが出てしまい、コントロールを失ってATVごとひっくり返り、左腕をねんざしてしまった。
転んだあとにATVの下敷きになっていたら、この程度のケガでは済まなかったと思う。

というのがありましたので、運転は慎重に。

 費用には傷害保険料が含まれており、けがをした人は責任を持って病院に連れいくということでした(実際に何針か縫った人もいるとか)が、その保険がどこまでカバーしてくれるかはわかりませんでした。

どんなアクティビティーにも常にリスクがあります。

海外旅行保険に加入したり、ツアー代を傷害保険付きのクレジットカードで支払うなど、事前にけがをした場合の対策はしっかりととっておいてください。

クラビでATV体験まとめ

ATVは雨季でも乾季でも天候に関係なく、アオナンエリアからも近く、空いた数時間を利用して楽しめるアクティビティー。

今回初体験でしたが、ATVは大きすぎず小さすぎずちょうどいい大きさで、スピードもちゃんとコントロールでき、

クラビならではの大自然と美しい景観を間近で体験できますので、アウトドアが好きな方や、活発なお子さんがいらっしゃる方は休暇をアクティブに過ごすことができ、いい思い出になることうけあいです。

ぜひ挑戦してみてください。

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